fawnさんの部屋
ON
Identification of Lace (Shire Library)
Shireその他¥11,459
中古:ヨーロッパのレース―ブリュッセル王立美術歴史博物館所蔵
その他¥6,435
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fawn
自称、『レース研究家』いや、単なる『レース好き』です。そもそもの始まりが、写真左ののアンティークレースとの出逢いからでした。販売されていらした方の情報によると、フランスの蚤の市で見つけたレースで、100年くらい前に作られたモノらしいと。当時の私は、まだクロッシェくらいしか、自分では制作していなかったので、初めて見たこの幾何学模様のレースに一目惚れしてしまったのです。で、このレースはなんという技法ですか?とオーナーに尋ねたら、詳しくは分かりませんと💦 え?ぇぇえ( ꒪⌓꒪)? 分からないですと?それから、独自にこのレースの飽くなき探究が始まったのです(笑)調べていくとどうもこれは、イタリアのレティセラ(レティチョロ)に多く見られる幾何学模様っぽいのですが、土台となる布部分が全く無く、本当にレティセラかどうかも怪しい。けれど、私はこれに似た幾何学模様を、レースの技法を使って、どうしても自分自信で再現したいと思うようになってきました。有難い事に、今年からイタリアンレース(と刺繍の中間のような)、プント・アンティーコと、レティチェロを学ぶ機会に恵まれました。早速先生に、このレースを確認して頂いたところ、レティチェロっぽいけれども、レティチェロではないと思います。レティチェロには、必ず土台となる布部分が残っているのですよね。との事でした。ではこれは一体何なのでしょう?ヨーロッパの国々に伝わっていく間に少しずつ変化しているのは当然ある事で、きちんとしたボーダーラインは無いかもしれませんが、色々調べていくうちに、ひょっとして、これは極々初期の頃の、プント・イン・アリアの技法に近い方法で作られたのではないだろうか? というのが私の今の考えです。プント・イン・アリアは、レティセラの後に出来た技法で、布を使わずに、糸だけで空間に針を使ってレースを作るようになった最初のものらしいとのこと。初期のデザインは、レティセラの流れで、幾何学模様だったのが、やがて布地を使わなくて良くなった分、自由度が増して、徐々に草花や鳥などの多様なデザインが可能になったとか。うーん。どうかな? 違うのかな?まだまだ探求は続きます。どなたかレースの種類についてお詳しい方がいらしたら、ご教授願いたいものです😊学ぶって、やっぱり楽しいな♪って、夜な夜なこんなこと、ウンウンと考えているのですわ😅💦

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