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faun
昨日、京都伏見区の城南宮へ出かけてきました。枝垂れ梅は1~2分咲といったところでしょうか。満開になったら幻想的な平安絵巻そのものの美しさになる事間違いなしです。今の季節、椿が品良く咲いていました。ということで、帰りに松甫堂さんの椿餅を購入しました。写真はその椿餅。餅皿は七彩天目と云われる布引窯です。透明感の有る釉薬の妙が実に美しいです。抹茶碗は常滑焼。へにゃっとしていながら荒々しく男性的で面白いです。源氏物語の「第34帖・若菜上」に、--- 次々の殿上人は、箕子に円座召して、わざとなく、椿もちゐ、梨、柑子やうの物ども、さまざまに箱の蓋どもに取りまぜつつあるを、若き人々、そぼれ取り食ふ ---とあります。古く平安時代から椿餅があったんですね。なんかジーンとしながら頂きました。とても美味しかったです♡♡

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