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jun
私が3歳の時に父が町のお人形店で買ったきてくれた雛人形   父の仕事の関係で町から遠く離れた所に住んでいましたがその日は大雪で、交通手段が途絶え父は歩いて帰って来ました。手にこの雛人形を抱えて‥‥雪をこいで帰って来た父の長靴を母が逆さにすると、ジャーっと音をたてて水が流れ出たのをはっきりと覚えています。63年前の今日のお話です。それから、私がお嫁に行ってからも母が大事に仕舞い、ひな祭りには欠かさず出してくれていました。63年経つのに何一つ欠けていないし、とても綺麗です。3年前に父が亡くなり、母もサ高住に入り実家も処分しましたが、両親の愛を感じる大切なお雛様です。

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