tOuChさんの部屋
2025年2月3日32
tOuChさんの部屋
2025年2月3日32
コメント3
tOuCh
8年くらい前、30過ぎても姉と相部屋だった8畳の部屋を、やっと1人で使えるようになって、しばらく経った頃の状態。いくら、自分で好きな家具を増やしたり出来なかったからって…、子供っぽ過ぎやしないかとは思うけれど。当時は、時給850円で父の町工場で働いていたし、他にお金のかかることもあったから。何でも自由に部屋作りにお金を使えたわけではないから、家具にしろ持ち物にしろ、目新しいものはなく。家族に「片付けよう」と言うなら、まず自分から、捨てたり・物を手放していった後だから。この画像の左手にノートパソコンやプリンター・スキャナーなどまとめた机代わりのスチールワゴン、折り畳みイス。部屋の扉の背面になるところに元は2段ベットだった時のはしごを、ラダー代わりに立て掛けていたり。全面使えるようになったのに、1/3しかポールを使ってないクローゼットには、カラーボックス程の棚2つと引出し、洗濯かごが入れ込んである程度…。実家時代に、家具選びやインテリアのセンスを磨くことは、残念ながら出来ていない。失敗すら経験できない、人間だった。末っ子でもあり、とにかく、自分で選んだ訳でない家具や、他人の物に囲まれ圧迫され続け…。やっと遅い反抗期のような、自分の人生の土台である家族・住空間の問題との闘い、下剋上の日々を重ねた結果であった。捨てられない・片付けられない母が一度この部屋を見に入ってきて。「すっごいきれいで驚いた、自分が恥ずかしくなった」と言った。***母は、後生大事に持ってきた婚礼箪笥2棹も、散々、リビングの場所を塞いできた不用品も置いて。家を出ていき…。続けざまに私物と汚物をそのままに出ていった、ニート長男の残していったものも。マンション売却が決まっていたから。昼は働きながら、寝ずに…、箪笥を手を傷だらけにしながら解体したり。ブルドーザーのように、あれこれ数日で処分した…。口にマスクしながら、兄の本やゲームとホコリまみれの部屋(父にも手伝わせる)に突入して、空にして、やっと見えた床も腐ってたり……。色々ありすぎて、もうね。誰も私を労ったり、感謝の言葉もかけてくれなくて。なんなら、父の取引先の社長に、包丁向けられたりする…。鬼か悪魔かとディスられる、そんな役回りで。ほんとう、散々な日々を乗り越えて。実家のない、一人暮らしの今を手に入れたんだけれどね。その頃の自分の頑張りを思うとね。やりたいことも、自信も、なく。仕事も辞めて数ヶ月経って…。「●んだ方が、楽か」なんて、考えてしまう自分がね。情けないし、申し訳なくて。泣けてくる。それでも、味方は自分しかいないし。なんとか、やるしかない。

この写真を見た人へのおすすめの写真