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平成最後という訳でローテーブル作製。なんか平成最後を多用している気がする。笑今回天然タモ材が手に入ったので、オールタモ材で設計を始め製材から加工、そして組み立て、仕上げに塗装とやってみました。ちょっと専門的に書きます!天板は木表を化粧面に綺麗な面を選定して、幅225でジョイントカッターでビスケットジョイントして天板幅確保。重厚ながらシャープに見せたいので天板を斜(はす)を落としました。足は40から20へすぼませシャープに加工。引き出し側化粧面に綺麗な柾目で縦にスマートに見せてあります。部材が小さいため足と幕板は包三枚継で納めてあります。引き出しの前板は一続きになるよう目を揃え、引き出しの両端と真ん中、そして天板の隙間を統一し5ミリに仕上げました。それに伴い、全体に天板との間に5ミリの目透かしを入れ大工としてのデザインを1つ入れました。天板と直交方向にビス留めし引き出しの幕板兼反り防止を入れました。少ないながらも引き出しを2つ、吊り桟式で入れました。スライドレールだと有効幅が小さくなるのと、古来ある方式をやってみたいという経緯で吊り桟式に。取っ手はつけようかまだ迷っています。笑OSMOのエキストラクリアー(つや消し)で塗装し、マットでしなやかな仕上げとなりました。加工が綺麗に出来たせいか、重ね塗りもしなくて良さそうなので一度塗りで終わりました。というわけでエアー工具を全く使っておりません!(ドヤ顔)こんな感じです。木の目を選定して、木の変化を読み加工法を選択していきます。

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