今から約4億1600万年〜3億5290万年前の遥かなる古生代中期。大陸同士の衝突により地上に出現した巨大な山脈が大気を遮り、恒常的に降り続いた雨が大河を形成した為に、河川沿いには豊かな生態系と肥沃な土壌が生まれ、其の河川の水が注いだ結果、海洋にも豊かな生態系が徐々に育まれてゆきました。とりわけ魚類の種や進化に於ける豊かさから「魚の時代」の異名を持つ、デヴォン紀の到来です。此方はその時代に生きたイカやタコの祖先・オーソセラス(左手前)と、其処から派生したアンモナイトの一種・ゴニアタイトの化石(左奥)。モロッコでの出土品だそうです。奥手に飾った大きな天然石は、ブラックカルセドニー(玉髄)&アポフィライト(魚眼石)。黒い金魚が立体的にあしらわれたピントレイはロイヤルコペンハーゲン 。裏面の刻印から見るに、1962年製のヴィンテージ。レデッカーのネイルブラシを置くのに使っております。