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曽祖父が創立に携わった幼稚園から、今年も花束を頂きました。毎年6月の第二日曜日は、キリスト教に於ける「花の日」。花も自分達も、此の世の生きとし生けるものは全て美しく、いつ何時も絶えず神に愛され祝福され生かされている、素晴らしい存在なのだという事を知り、その気付きの象徴としての花に心を込める…、つまり、此の世の全てに感謝し愛する気持ちを花に乗せ、大切な人への贈り物とする日です。此の行事の朝、園児達は其々花を持ち寄り、祈りと共に祭壇に捧げた後、小さな手で一生懸命に花束を作り、代表に選ばれた年長組の園児2名が先生に引率され、普段お世話になっている先々に配って回ります。花束に隠れてしまう程に小さな身体で、はにかみ、舌っ足らずに一生懸命、「いつもありがとうございます」と言いながら、小さな手でおずおずと花束を手渡してくれる園児達。其のあまりにもあどけない姿に、にっこり笑いが自然に誘われ、ありがとう!凄く嬉しい。とっても綺麗な花束、上手に作れたね。挨拶もとても上手に出来ていたよ。一杯頑張ったんだね。偉いね…、そんな風に話しかけると、キラキラと瞳を輝かせ、もじもじと嬉しそうに綻ぶ可愛い笑顔。其れを見て毎年、心の底から思います。きっと、此の世のどんな花よりも美しい。天国の花園に咲く花は、きっとこんな風だろう、と。ああ、自分にもこんな頃があったんだな…なんて、遠い遠い記憶を、可笑しく思い出しながら…笑笑皆様も明後日、パートナーや恋人、御両親、御友人…大切な方々に、花を贈ってみては如何でしょう?愛や感謝の気持ちを伝え合う事が出来る…これは決して、当たり前の事ではない、とても素晴らしい事だと思うから。

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