kittenblueさんの部屋
2018年4月21日85
kittenblueさんの部屋
2018年4月21日85
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kittenblue
これは、好きな猫雑貨のお店で買っていた手ぬぐい。100均の額に入れていい感じになりました。この額を見て癒されています。つづきです。ジャイアンと二人で十二月を迎えることができた!と喜んでいた私ですが、二人でお正月、新年を迎えることは出来ませんでした。十二月に入って何日も過ごせていたのに、悪くなってからはあっという間に時間が過ぎて、ジャイはあっという間に逝ってしまいました。さいごは腎臓より心臓にきてしまったようで、後ろ足のむくみがひどく、これでもか!!というくらいにどんどん後ろ脚が腫れていき、さいごは後ろ足の肌が血の気を失い、ロシアンブルーのようにグレー色になり寝たきりでした(T_T)じゃいは抱くとぐったり。上半身は普通なのに下半身だけ重たく、いったん三キロを切った体重もむくみで増えて。痩せたりむくんだり変わっていくじゃいを受け止めきれず、終始うろたえる自分でした。それでもさいごまでめんどうをみる、自分が拾ったからさいごまで看取る!と決めてたから、泣きながらもさいごまでそばについていました。でも、じゃいにはさいごのさいごに辛い思いをさせて逝かせてしまいました。さいごの日、いつものようにじゃいと私は朝から寝て昼に起きました。いつ寝たか起きたかわからないくらい短時間の睡眠を繋いでる感じで、目が覚めるとじゃいが無事か確認する日々でした。私が目を覚ますとじゃいは毛布に包まれていていつものぬくぬくの格好で寝てました。目は開けていて、おはようと覗いて起きてると思ってたのに、布団をめくるとかすかに体が動いてました。けいれんのようで不定期にぴくつき、私はとうとうけいれんが来てしまった(>_<)!と思いました。慌てて主治医に連絡して。けいれんが始まってしまいました!すぐ病院に連れていきます!と言うと、連れてこなくていいです、おうちで見てあげてくださいと言われました(>_<)。もう半日ほどで亡くなると思うので悔いのないようにと言われたのです。けいれんを起こしてるのにどうして病院に行けないの?なんで!と意味がわからず何度も確認したけど、家で見てあげてくださいと言われ、私はうろたえました。じゃいは元気な時からけいれんを起こすことがあって、腎不全の悪化でもけいれんの可能性がありました。先生からは大きなけいれんが来て止まらずそのまま亡くなる子もいる話を聞いていて、何匹も猫を見送った人も、最後はけいれんを起こす事が多いと言っていたので、最後にはどんなけいれんがくるのか恐れていました。結局、じゃいの場合は大きなけいれんは来ませんでした。注意していたのに、毛布の上からはまったく気づかないくらいの小さなぴくつき。私は毛布をめくるまでまったく気づかず、何分?それとも二人で眠ってる数時間の間に、どれくらい続いていたかもわからない状態でした。夕方からは呼び出しがあると出勤になる可能性があったので、仕事先にも急いで連絡。飼い猫のけいれんが始まってしまったので、今日は呼ばれても仕事に行けません(>_<)!と言うと、いつまでこんなことするんや!と怒られました。でも今まさにけいれんを起こしている我が子を置いて仕事になんか行けません。私は、来てもらわないと困る!と怒る雇い主に腹が立って、もうけいれんが始まってるので、今日中には死にますから(>_<)!と主治医に言われたことを吐き捨てるように言いました。そんなこといって命のことやからわからないやろ!そう言われて。その時、よく覚えてないけど電話を切って、じゃいを見ると呼吸が変わりました(>_<)呼吸がおかしい!そうはっきりわかりました。じゃいは二回、大きなぴくつきの様な、のけぞるような呼吸?をしてそのまま止まったように見えました。私はそのときじゃいを抱き上げたのです。呼吸が止まったのか、心臓が止まったのかわからず抱き上げたけど、たぶんその時亡くなったと思います。くったりとなったじゃいを抱き上げ、ようやく死を悟りました。心臓と呼吸がどうなってるかなんてパニックで観察できません。でも亡くなったんじゃないか、というのがなんとなくわかりました。今までに出したことのないような、しぼりだすような声が自分から出て。名前を叫んだのか何を叫んだのか覚えていません。それからはずっと抱いてました。じゃいの命の灯が消えてしまったこと。ずっと抱いてあげれてなかったこと。今ごろ抱いてる自分。悲しみと罪悪感の涙でした。病院には、動かないのでたぶん亡くなりました、と報告しました。じゃいが硬直したら本当に亡くなったのかわかる。信じられなかったし確かめたかったので抱いてました。たしかに硬直したので亡くなったのだとわかりました。硬直はしばらくすると解けたのでそのあとも、柔らかくなったじゃいを抱いてました。もういつものように返事はなかったけど。雇い主に言ったとはいえ、私は生きてるじゃいの前で汚い言葉を吐いて。もう今日中に死にますから!って私に叫ばれて、じゃいはどんな気持ちだったでしょう。一番頼りにしたい飼い主に死ぬんだって言われて悲しかったと思います。自分ではそばに居させてくれ!!と叫んだつもりだったけど。私があと少しで死ぬって言ったから、じゃいは死んだのかもしれません。ぼく死ぬんだってがっかりして(>_<)希望の言葉ではなく、絶望の言葉を浴びせて逝かせてしまいました。亡くなったあとのじゃいの顔はおだやかな顔とかではなく、悲しそうな顔をしていました。ずっとそばについていたい。亡くなったあともずっと。そんな思いで雇い主に連絡したのに、かえってその行動がじゃいとのさよならのさいごの時間になってしまって。そのことが悔しかった。事情を話しての就職で理解してもらえてると思ってたので。出勤して家にいなければ、汚い言葉を吐いてじゃいに聞かせることもなかった。じゃいが死ぬその時、私は抱いててやりたかったし、おだやかに温もりを感じながら逝かせてあげたかった。そんな思いがあったけど、そばにいながら触れることもできませんでした。けいれんだから触ると刺激になって大きなけいれんにつながったらいけないと触れずに様子を見ていた私。死ぬまで抱いてあげず、死んでから抱き上げた私。冷たかったと思います。本当はけいれんではなく、もしかしたら呼吸が乱れて死にかけていたかもしれないのに、私はけいれんだと思い込んで手を出さずにじゃいを見ていました。昼寝から起きてわずか三十分くらいの出来事でした。昼寝から起きた時点でもう亡くなってしまうことがわかっていれば、雇い主に電話なんかせず、ずっと抱いていたのに。後悔の言い訳ばかりが浮かびました。つづく。

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