2021年4月25日94
2021年4月25日94
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足元の春支度と冬仕舞い。よく行ってた靴の修理屋さんが、高齢の為なのか閉店してしまった。狭い店内に、使い込んだ道具が効率よく並び、修理待ちの客用イスとスリッパが３セット。レジはなくて、空き箱にお札と小銭が入っている。ちょっと無骨なおじさんだけど、仕事は早くて丁寧。10分以上待った事はないし、忙しいからと断られたこともない。しかも申し訳ないくらい安かった。出先でカカトがコツコツいいだして、小綺麗な修理屋さんに入ったら、「混んでるんで一週間かかりますねー」と言われた。(はい？何を履いて帰るんですか？っていうか、一週間ってなんやねん)と心で軽く毒付き、コツコツしながら帰ってくる。おじさん、どこ行っちゃったんだろう。かかとは直せないけど、自分できれいに磨きました。おじさんも、靴も、お休みなさい。しばらく、春らしいパンプスを履くよ。
