Blue Monday. (※短編ありhttp://p.booklog.jp/users/jedimaster)

「ほら、早く起きなさい。そんなに寝てると腐るわよ。ほら」と言いながら、顔をパシパシやってくる彼女に起こされた。嫌な目覚めだ。目の上をパシパシするのはやめてほしい。ちょっと爪が当たる。別に痛くないけど。……痛くない？ 時計を見ると短い針が真下に向かってのびていた。午前6時。ベッドに入ったのが4時頃だった為、約2時間ほど眠った計算か。 「はいはい、わかりましたよ」と僕は言った。「でもさミシェル、目の付近をパシパシやるのはやめてほしいんだけどな」 「は？」と彼女は言った。「ごめんなさい、よく聞こえなかったわ」 まただ。都合が悪いと聞こえないふりをするんだ。猫のくせ……。 「聞こえてるわよ。猫で悪かったわね」 あれ？声に出してないのにな。ミシェルもとうとう超能力を身に付けたのだろうか。猫も長く生きると不思議な力を持つという……。 「まだ1歳にもなってないわ。失礼ね」 「……聞こえてるの？」と僕は言った。 「聞こえてるわよ。何か頭の中にあなたの言葉が直接入ってくる感じね。とても不快だわ」と彼女は言った。「不快度で言うと、排水溝かあなたか、というくらいね」 排水溝だって？ちょっとそれは酷い。 「それはけんぞーぶつしんにゅうざいですね！」と彼が突然会話に入ってきた。僕は「うん、そうだね」と言い、いつも通り受け流した。 それにしても、ううむ。僕が超能力者になったようだ。でも相手にこっちの考えが伝わるのは何とも面倒な能力……。 「……い。……なさい。ほら、早く起きなさい！何ぶつぶつ寝言言ってるの？そんなに寝てると腐るわよ！」と言いながら目の上をパシパシとやってくる彼女に起こされ……。あ……痛い。なるほど夢だったか。排水溝じゃなくて良かった。 「ほら、早く起きなさい。何度も言わせないで。……たく、寝てるあなたを見てると排水溝に見えてくるわ」と彼女は、ウフフ、と笑いながら僕を見下ろしていた。

ミシェルみたいな嫁だったら★♨︎♥︎☀︎☁︎☃■＊だね(´Д` )

@p.mama さん ごめんなさい！ 伏せ字過ぎて何がなんやらわかりません( ´ ▽ ` )ﾉ

@Naoki. さん☆ わからない方がイイです（笑）

こういうゴチャゴチャ感好きです…♡ って、たまにはミシェルにではなく インテリアについてコメントしてみる…笑

@mittz さん わーい( ´ ▽ ` )ﾉほーめられた★ありがとうございます！