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RISA
積み重なった作業が頭をよぎって眠れない。なんたる悪循環!睡眠不足は大敵!と、思うけれど、またいずれ日常は戻ってくるし、気にしないことにする。。思い巡らすは家。土地のみで売られていた、天井も床もたわんだ、あちこち穴の空いた、取り壊されるはずだったボロボロの家。一歩踏み入れた時、不思議と嫌な感じはせず、そこでの暮らしが脳裏に浮かんだ。家の購入に向けては沢山の新しいご縁があり、お金のない私達に色んな方が尽力してくださり、とんとんとんと話が進んだ。着工して床をめくって天井を抜くと、現れたのは廃材だった。寺社仏閣で使われるレベルの太いの梁や、製材される前の丸太。どのような経緯で作られたかも分からないが、基礎はしっかりしていた。何度も足を運び、職人さん達の仕事を見て思った。あぁ、家造りは手仕事なんだ、、、と。受け継がれてきた叡智と、鍛錬された技。夜な夜な訪れる度、おおよそ現場は綺麗に掃かれていた。差し入れも屋内では食べられていない様子だった。最大4.5cm沈み込んでた床も、治されていく。合わさって合わさってどんどん生気を取り戻す家。ただただ感動した。愛称は悪くない。もっともっと家が喜んでくれるように、私達も暮らしたい。あと少し。がんばろう。

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