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傍らに座って珈琲でも飲みたくなりそうですが、こちら生きるのに必要不可欠なトイレ内であります。何度となくボヤいてしつこいですが、トイレのペンキ塗りは大変でした。特に便器の背後の壁は、ぶっ壊してやろうかと思った程私の邪魔をする者が多く、やっとこさ終わった時には手のひらは勿論、肩や肘等の上半身の出っ張った部分全般、まさかの鼻の頭にも緑のペンキが付着していていました。天然という設定の少女漫画ヒロインが、デート中クリームが鼻に付いちゃってんのに全く気付かず、相手の彼に優しく指摘されるという場面が古い漫画ではテッパンで、気づくだろーが！？と、何時もイラッとしていた私ですが、気付かないんだ…という事を身を持って知りました。私の場合はふだん無表情な家の者がやけにニヤついていたので問い詰めた処、鏡の前に立たされ、悲鳴、爆笑、洗顔となりました。猫の絵は息子殿と同じお題で絵を描くという勝負をした際の敗者の作品です。
