厳しくも豊かな自然と、脈々と受け継がれてきた木工の技が息づくこの地で、「北の大地の木の時計」は生まれました。
素材にはそれぞれ、ウォルナット、チェリー、そして北海道の森が育てた希少材ミズナラを使用。厳選木材を一点ずつ削り出すことで、木の質感・密度・手触りまでも端正に引き出しています。
本時計の象徴となるのが、伝統技法 木象嵌(もくぞうがん)で表現されたバーインデックス。
染料や着色を一切用いず、樹種本来の色味と木目のみで描く、まさに木工芸の到達点ともいえる技法です。
下絵に沿って台座を精密にくり抜き、同じ形状に象った異種木材を寸分の狂いもなくはめ込む。その緻密な作業は熟練職人の研ぎ澄まされた技量なくして成立しません。
木目が絵柄の一部として立ち上がり、柔らかな光沢と奥行きを帯びた表情は、機械では決して再現できない「手技の美」そのものです。
静謐な佇まいの中に品格あるアクセントを忍ばせ、天然木の豊かな表情が時計の顔として静かに際立ちます。
木目、色合いが一点ごとに異なるのも、自然素材と職人技が生む唯一無二の証です。
北海道・旭川に生きる職人の技術と思いを宿したこの掛け時計は、長い歳月にわたって暮らしに寄り添うにふさわしい、唯一無二の逸品です。
チェリー
淡い紅色が時とともに深みを増し、暮らしの中でゆっくりと豊かな色合いへ育っていくチェリー。
28センチのやや小ぶりなサイズに、優しいアイボリーのカナダポプラのインデックスが繊細に映え、空間に柔らかな陰影と上品な気配を添えます。
ウォルナット
高級材の代表格ともいえるウォルナットの深いブラウンに、墨のように濃く艶やかな黒を持つ希少材グラナディラのインデックスが冴えわたる端正な佇まい。
30センチの存在感あるサイズは重厚でありながら、どこか理知的な静けさを湛えた仕上がりです。
ミズナラ
北海道が誇る銘木。その希少性は高く、北海道の職人であっても扱える者は多くありません。限られた量しか市場に出回らない、まさに選ばれた木だけが持つ品格と存在感を宿しています。
注意事項
製品は天然の無垢材を使用しているため、木目や色合いに個体差がございます。
また、木材によっては色の濃淡や木の節などが見られる場合がございます。
すべて職人の手により一つ一つ作られている時計ですので、個性として大切にして いただけますと幸いです。
25センチの小ぶりな佇まいながら、明るく端正な木肌に、ウォルナットの深い濃茶のインデックスが静かに映え、ナチュラルでありながら凛とした気配をまといます。
木目に同じものはひとつとしてなく、時を刻むたびにその表情はゆっくりと変化していきます。
木が持つ確かな重みとしっかりとした厚み。指先をすべらせた瞬間に伝わる絹のような木肌に、ふわりと立ち上がる天然木のあたたかさ。もはや「時計」という枠を超えて、日々の空間に静謐な芸術性をもたらします。