コップにやさしいたわし竹柄 【サイズ】 【束子】長さ80:幅60:高さ35mm 【柄】15cm 皆さんが思い浮かべる「たわし」のイメージ、固くありませんか? それはきっとパームヤシの繊維を束ねた「たわし」ではないでしょうか? 大量生産された「たわし」は、そのほとんどが海外でパームヤシの繊維を束ねたものです。 和歌山県海南市にある高田耕造商店で作られている手作り束子(たわし)は、昔ながらの棕櫚(しゅろ)でできています。 日本一高価で、日本一こだわりぬいた手作りたわし。 昔ながらの棕櫚の束子はコシが強くも柔らかく、やさしい毛先は肌にこすりつけても全く痛くないのです。 高田耕造商店が作る棕櫚製品は全て、ご使用用途の中で最も繊細な人の肌。とりわけ赤ちゃんの肌にも安心してお使いいただけるよう、安全面、品質に独自の基準を設けて品質 管理を行なっています。 一般的に流通している製品から考えると、どうせ使い捨てる物なのだからと、そのまま商品になっているような項目も妥協せずに、自信を持ってお使いいただく方にお譲りでき る品質のものだけを商品として出荷しています。 その他にもこんな用途でご使用される方も ・ 食器洗浄機に入れる前の予備洗いに ・ 山葡萄のかごバッグ等の艶出し、お手入れ ・ 木のまな板、ざる、おろし金などの手洗いに ・ 網戸、お風呂場、トイレのお掃除など ※上記は実際にご使用されているお客様の声を元に掲載しております。 情報の完全性・正確性を保証するものではありません。ご使用の際は十分注意してお使いください。 棕櫚とはヤシ科の常緑高木で、幹を抱くように巻いている樹皮は古くから繊維をとるために重宝されていました。 棕櫚皮の繊維は腐りにくく伸縮性に富み、1本の棕櫚の木からは1年に10枚ほどの棕櫚皮が採取出来ます。 採取された棕櫚皮はその部位や向きによって繊維の質がまちまちで、たわし製作にちょうど良い太さの皮は全体の僅か3分の1ほど。 まずは、この厳選された棕櫚皮を繊維状に加工します。 この工程で棕櫚の繊維はさらに半分ほどに減ってしまいますが、この均一な太さの繊維を集めることによって、手に取った時の柔らかさにつながるのです。 ちなみにこの毛捌き機、たわし職人が少なくなった現在ではもちろん製造されていないため、当時の機械屋さんを探しだし、最後の在庫部品を寄せ集めて作ってもらった貴重な 最後の一台です。 均一な太さに揃っているのがお分かりでしょうか? この棕櫚繊維をおもむろにひと掴み。そのままたわし巻き機にセットされた針金に挟みます。この辺りの加減は完全なる職人の領域。 針金の間に均一になるように広げます。ここで均一にならなければ巻きあげた時にキレイなカタチになりません。 入念に棕櫚が均一であることを確認し、一気に巻き上げます。 使用中に棕櫚繊維が抜けないよう、しっかりと巻かれていることを確認します。 入念に棕櫚が均一であることを確認し、一気に巻き上げます。 使用中に棕櫚繊維が抜けないよう、しっかりと巻かれていることを確認します。 続いて、こちらも特製のたわし散髪機へ。 何度か散髪機に通せばスッキリキレイに。 このようにムラなくキレイに仕上げるためには、全ての工程における熟練の職人技が必要です。 最後はたわしのカタチに曲げ、針金を留めて縄を巻けば完成です。 高田耕造商店の束子は、入荷した棕櫚繊維を熟練のたわし職人が一本一本検査し、繊維の太さが均一になるように厳選して巻き上げています。 だからこそ、手に取った時に棕櫚の持つやさしさがしっかりと伝わるのです。 そうして作り上げられた高田耕造商店のやさしいたわしを一度でもお使いになられた方は、ほとんどの割合でリピートしてご注文いただいております。 たわし職人が作り上げた芸術とも言える最高級品の手触りを是非体感して下さい。 ▼棕櫚束子の他の製品もどうぞ▼