■ マメ科 耐寒性中高木(冬季常緑~半常緑種) ■ 学 名 : Acacia covenyi ■ 花 期 : 冬〜春 ■ 樹 高 : 4m~6m前後(剪定により2m前後にできます) ■ 株張り : 3m~5m前後(生育後の枝張り・環境差がある) ■ 耐寒性 : 普通(-5℃~-8℃ ※環境差がある) ■ 耐暑性 : 強い ■ 日 照 : 日向 ■ 用 途 : 庭植え、寄せ植え、鉢仕立て、盆栽 ■ 原産地 : オーストラリア(主な自生地) ■ お届けの規格 10.5〜12cmポット苗(高さ15〜30cm内外) ※季節によりやや落葉中、剪定済みの場合があります 青灰色の葉が美しいアカシア 生育が早く、形良くブッシュになる 花期には株全体に花がつき、爽やかな葉の色と明るい黄花のコントラストが綺麗 木の姿に異国情緒があり、おしゃれな雰囲気を出す 〜担当スタッフのコメント〜 「ブルー ブッシュ」は本種、アカシア コベニーにつけられた名前で、名前の通り、青みのある銀色の葉がブッシュのように育つところから由来しています。 個人的には、ブルー・リーフの木では、本種が最も美しいと思います。 シルバーリーフの木は探せばあるのですが、青みの美しい木は本種以外ではトウヒなどのコニファー類しかない印象です。 美しい葉は木が大きくなると、より目を引きます。 近代的なスタイリッシュな庭で、アガベやニューサイラン、ヤシの仲間と植栽すると、とてもお洒落ですし、スパニッシュ様式の地中海風の庭にもぴったりです。 もちろん、宿根草など草花の背景にも合いますのでイングリッシュガーデンにもお使いいただけます。 木が若いうちは、テラコッタに植えて雰囲気を楽しんだり、寄せ植えにも良いです。 現地では6mにもなる大きな木ですが、日本ではそこまでの大きさにはならないようです。無剪定で伸ばすよりも、お好みの高さで切り、丸い樹形に仕立てると、とても見栄えが良いです。他のアカシアに比べて新芽の吹きが良いため、花後に切ることで樹形を整えることが難しくありません。 夏以降に強く切りすぎてしまうと翌年に花が咲かないことがあります。しかしながら、花よりも葉に重きを置いて観賞する場合は、夏以降もこまめに切り、枝を細かく茂らせておきましょう。(葉を中心に観賞する方が樹形が綺麗に仕上がりますので周年の剪定をおすすめします) また、幼木の頃は花が咲いても少しなので、構わずこまめに剪定して樹形をコンパクトに仕立てておきましょう。 比較的耐寒性もありますので、関東平野部などの暖地では問題なく越冬できますし、冬も常緑で観賞価値が落ちません。 多少凍っても平気な強さがあるうえ、夏も猛暑に負けません。唯一苦手なのが多湿で、風通しの良い日向で少し乾きやすい場所を選んで植栽してください。 ほとんど病害虫もなく、丈夫で育てやすい花木です。 ↑葉だけでも美しい ↑鉢植えでコンパクトに仕立てることも可能 ◆季節による変化 ● 春 → 枝先に開花 花後に剪定可能 ● 初夏 → きれいな葉色の新枝がよく伸びる ● 夏 → きれいな葉色を保つ ● 秋 → きれいな葉色を保つ ● 晩秋 → 花芽がつきはじめる ● 冬 → 常緑で越冬 開花 基本的な管理 日 照 寒冷地 日向 暖 地 日向 土 壌 肥沃 ■■□□□□ やせ地 ※やせ気味の土壌を好む 多湿 ■■□□□□ 乾燥地 ※乾きやすい土壌を好む 耐乾性 やや強い 根が張れば、かなり耐えます 耐湿性 やや弱い ある程度耐えますが多湿が苦手です 剪 定 伸びすぎた際、花後に剪定し整える 肥 料 春か秋が適期(ほぼ不要、生育が思わしくない場合のみ) 増 殖 実生 消 毒 目立った病害虫はありません お届けする苗について(当店は寒冷地です) 通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により 苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください 春〜夏 生育中、または剪定済み 秋〜冬 生育中または剪定済み 冬〜春 生育中または剪定済み ↑苗の様子 冬頃(10.5cmポット苗) ※多少の個体差があります 小苗なので開花は翌年以降です ※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい 【重要】幼苗期の姿は将来の樹形にはほぼ関係がありません 苗はよく伸び、徒長したり樹形も乱れがちなので定期的に切り戻しを行っております。幼苗のうちの剪定は将来の樹形に全く影響がなく、充実した株に育てるためには必須で、時期により剪定済みの苗でお届けになる場合があります。 お届けした苗の形などがお好みに合わない等の理由でキャンセルや交換は一切お受けできません。ご承知のうえ、ご検討ください。