塗料缶・ペンキ
  • 商品説明
  • 仕様・サイズ
漆のような素晴らしい光沢を得ることが可能です。1/12リットル1缶当たり80cm2塗ることができます。カシューナッツの木からとれる油から出来ています。カシューナッツの実を包んでいる殻を搾って、その油を取るのですが、漆に近い構造をもつ成分で、仕上がりの美しさが非常によく似ています。漆は「かぶれる」ので有名ですが、カシューは基本的にはかぶれません(弱い肌の方は、保護クリームや手袋などご用意ください)。また、漆と違って乾燥の際に湿度を問題にしませんので、専用の室など入りません。手軽にホビー用として使える漆として、「カシュー漆」の名前で親しまれています。●特徴:漆のような素晴らしい光沢です。塗膜は非常に強靭で、耐水性・柔軟性・耐溶剤性・耐油性に優れています。その強靭な塗膜を得られるのには、乾燥時間を守るようにしましょう。(乾燥時間の項目にて)●使用法(1)材料になる木材などは、ヤニドメシーラーが施されているか、汚れが無いか、水分が残っていないか確かめてください。工芸素材用に仕上げられているものは心配ありませんが、自然にあるものを採ってきた場合には、こういった「下処理のそのまた下処理」如何で、仕上がったあとの耐久性がきまります。(2)下地2号をシンナーで15〜20%ぐらいに薄めて刷毛で塗ります。亀裂や穴のあるところは、下地2号を薄めずにそのままうめます。きれいな地肌が出来たら一日かけて乾かします。これで、目止めが出来、素地の完成です。(3)乾かしが済んだら、#240ぐらいのサンドペーパーをかけて磨き、サーフェイサーを塗ります(シンナーで20%ぐらい薄める)。これは、絵具ののりを助けるものです。これも一晩乾燥させて、乾いたら#400ぐらいのサンドペーパーで磨いておきます。このときに、きれいに仕上がっているか、汚れは無いか細かくチェックします。きれいになるまで重ね塗りしてもかまいません。必ず、一晩乾燥させて翌日様子を見てください。(4)きれいな下地が出来上がったら、カシューを塗っていきます。スプレー塗りの場合はシンナーを30〜40%加えます。刷毛の場合は20%ぐらいがちょうど良いです。刷毛の場合は慣れないと刷毛目が出ます。(5)指触乾燥まで数時間かかります。この間に着いた埃は取れませんので、まず環境を埃っぽくないように整え、作品が埃をよけられる環境を確保しておくのが重要です。 埃がつかず適度通気性の有る環境下で、まる一日。さらにもう一日おけば十分硬化します。二度塗りする場合、#400のサンドペーパーを一通りかけてからの方が良いようです。二度塗りしたカシューは、芸術的な深みを見せてきます。食器としての使用については、特に大きな問題があるわけではありませんが、食品衛生法で認められている食器用塗料ではありません。お菓子用の皿にしたり、お盆にしたり、直接口をつけて頻繁に使うような用途に使わなければ十分楽しめると思います。1年〜2年という歳月をかけて、カシューの強度はいよいよ高まり、耐水性も抜群の素晴らしい状態になります。※木工用として研究開発されているので、それ以外の素材に対してはお奨めしていません。

カシュー No88 青 1/12L

¥ 1,333 (参考価格)