一枚からはじめられる、植物に触れる暮らし。ハニカム(蜂の巣)と同じ六角形の床板材。蜂の巣に見られるハニカム構造は、宇宙船などの宇宙工学でも応用されている強さを備えた美しいデザインです。一つひとつ職人の手仕事で作られ、ブロック面は吸い付くような精度に仕上げています。一枚あればコースターやトレイとなり、たくさん集めて部屋をアレンジするのも素敵です。組み合わせは無限大。木のぬくもりを身近に感じながらDIYも楽しんでみませんか。 担当者のひとこと:オリーブプレートを挽いた田中製材所の"隠れ"床材。一般の生活者の目から隠れて業者間で取引されてきた六角形のピースにぐらっときた。清順さんの言う「植物モノゴコロをつける」ということ。植物への物心がついた瞬間から、植物たちが目につく、植物に鼻がきく、意識がそれととらえる、手に取って触れたくなる。木目も色合いも均一ではなく、フシも避けずに包含する。「ハニカムブロックの接合面は水一滴通さない」造りと胸を張られた一枚。この木が育った歳月と、丁寧に製材されたひとの心と技を想って、もっとゆっくり時間をかけて巣づくりしてもいい。