ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ の初期の代表作が、このDCWです。
1946年にハーマンミラー社から発売されたこの椅子は、それまで家具に用いられることのなかった成形合板(プライウッド)でパーツを構成することで、快適な座り心地と大量生産を可能にした革新的なデザインで戦後のアメリカに急速に広まり、現代に通じるモダンデザインの基礎を築きました。
その合理的で美しいデザインは発表から半世紀以上が経過した今日でも新鮮な輝きを失わず、アメリカの雑誌「タイム」誌からは「20世紀最高のデザイン」と評されています。そんなDCWを、当店の提携工場による厳しい品質管理の元、手の届きやすいリプロダクトとして復刻しました。
《成形合板の美しさにこだわりました》
成形合板(プライウッド)は、薄くスライスした木の板を重ねて成形することで自由なカーブを生み出す工法。その断面には繊細なストライプが生まれます。構造がそのまま意匠になるプライウッドの品質にこだわりました。
座面と背もたれを繋ぐ部分など、負荷の大きいところは厚く、負荷のかからないところは薄くすることで軽やかな印象を保っています。
しっかりと体重を支えられるよう、留め具の配置や数にも気を配っています。
フローリングに傷がつかないようフェルトシートを付属しています。賃貸などでも安心してお使いいただけるよう、日本のニーズに合わせた仕様です。
《フィット感にこだわりました》
座面と背もたれは、単純なカーブではなく人間の体にフィットするよう計算された3次元的な曲面形状をしています。座り心地のキーとなるこの形状を、正規品に忠実に踏襲しました。
《座り心地を大事にしています》
座面の高さも座り心地に直結する、大事なポイントです。当店のDCWでは正規品と同様、45.8cmに設定しました。見た目だけのリプロダクトではなく、使用感の再現を重視しています。
《ダイニングテーブルに合わせた高さ》
「DCW」は「Dining Chair Woodleg」の略。ダイニングテーブルに合わせた高さになっています。
※こちらの商品オリジナルに忠実に再現したジェネリック・リプロダクト品になります。