※こちらはお得な2脚セットの販売ページになります。
ボーエ・モーエンセンが1947年にデザインしたこのチェアは、シェーカー教徒が教会で使う椅子をモチーフに作られています。
シェーカー教とは質素、勤勉を旨としたキリスト教の団体で、シェーカーチェアもミニマルなデザインが特徴。「簡素で誠実」をコンセプトとし、装飾を排し、パーツ構成を最小限に絞ることで庶民でも手の届きやすい価格と、高い品質を両立しました。
シェーカー様式の特色は両サイドの棒に対してはしご(LADDER)のように背もたれが渡されたラダーバック。
体のラインに沿ってカーブした背もたれは、後脚と背もたれを固定するネジの頭を「ダボ埋め」で隠すところまで正規品に忠実に再現しています。
ボーエ・モーエンセンは背板に一枚板を使ってオリジナルを製作しましたが、当社では加工性に優れた積層合板を採用しています。
座面のペーパーコードは熟練した職人により丁寧に編まれ、座った時わずかに沈み込む優しい感触。使うほどに体になじみ、蒸れず、冷えにくい機能的な素材です。
元々は庶民のための、とはいえ本来は高価な北欧デザイナーズ家具。素材はヨーロッパ産のビーチ(ブナ)材を使用し、信頼のできる中国工場で厳しい品質管理のもと生産することで、美しい仕上がりとリーズナブルな価格を両立したリプロダクトとして実現しました。
無駄のないそのデザインは流行に左右されず、普遍的な機能美を備えています。モノに溢れた大量消費の時代を越えて、ミニマルな暮らしが注目されている今だからこそ改めて選びたいチェアです。
素材を活かしたナチュラルに加えて、ブラウンを追加しました。 ブラウンは素材の木目を活かした高級感を感じられる色味で、アンティークテイストのお部屋にもぴったりです。
※組み立ての手間が不要な完成品でお届けします。
※この商品はリプロダクトです。フレデリシア社製ではありません。