尾崎人形【 土笛 水鳥 -みずどり 】
まず最初に、、、水鳥の概念はこのような特徴を持つ鳥のようです。
その1、水面または水辺で生活する鳥である。
その2、生活場所に対応して脚、足、翼、嘴(くちばし)などの形態に特殊化した特徴をもつものが多く、遊泳と潜水に関連した水かき、浅い水辺の歩行に関連した長い脚と長い足指、潜水に関連した小さな翼などが特に目立つ。
その3、その2のような特殊化した特徴はないけれど、なぜか水辺に限って生活するものや、そのような特徴をもつのに水とは縁のない生活場所に住むものも存在する。
"水鳥=水辺に住む鳥" と捉えがちですが、思っていたよりも水鳥という概念の外延は曖昧のようです。
さて、この『水鳥の概念』に『尾崎人形の水鳥』を当てはめていくと、
その1、水面・水辺に生活しているか?→人形だから置き場所によっては水鳥になる!
その2、生活場所に順応した特殊化した特徴はあるか?→正直なところ、当てはまらない。
その3、水辺に限った生息地。もしくは特殊化した特徴を持ち合わせるが、生活場所は水辺ではない。→いや、もう…持ち主さんにお任せしたい!置き場所によってどうにかできる?と思います!
あなたのお家を、この可愛い水鳥の生息地にするのはいかがでしょうか?
尾崎人形は、陶磁器で盛んな佐賀県に700年以上も前より伝わる焼き物の人形です。
全国の陶磁器の中でも古くからの伝承を残す尾崎人形の起源は、1600年頃に誕生した有田焼よりも前といわれており、1281年の元寇(蒙古襲来)の際、捕虜となった蒙古の兵隊が人形を作り吹き鳴らし、遠い祖国を偲んだことが始まりと伝えられています。
佐賀の郷土玩具でもある尾崎人形は、落ちついた音色の土笛やカラコロッと転がるような音の土鈴など、昔懐かしい日本の玩具です。 成型から絵付けに至るまで全て手作業で作られているので、形も表情も1つずつ違い、手作りならではの味わいが楽しめます。
人形のモチーフは、ちょっと不思議な動物や子どもたち。どれもユニークな表情とカラフルな絵付けなので、お部屋に置いておくだけで明るく賑やかな雰囲気にしてくれます。
手づくりのため1つ1つ形や表情が違います。これも手作りならではの味わいとしてお楽しみ下さい。