科クワ科 属フィカス属（イチジク属） 学術名 Ficus pumila 特徴小さな葉で茎から気根を出してツタのようにへばりつく姿はインドゴムノキと同じ仲間とは思えぬほどです。葉の表面は深緑色で厚く、やや光沢があります。とても丈夫な性質なので屋外でブロック塀やフェンスなどに這わせることもできます。こちらは斑入りのプミラです。 水やり生育期には用土が乾いたら十分に水を与え、葉水をかけます。湿度は高い方が良く空気が乾燥すると落葉します。ハダニもつきやすいのでときどき葉水を与えて湿度を保って予防します。冬は水を控えめにしますが、葉水は与えたほうがよいでしょう。夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か、液肥をときどき与えます。 置き場所日当たりでも日陰でもよく育ち、耐陰性は強いので、普通の室内ならどこでも飾れます。もちろん戸外でも問題はありません。ただし、弱い光で育っていたものを、急に夏の強光線に当てると日焼けすることがあります。 温度生育適温は15〜25℃程度です。夏は涼しい場所が適します。耐寒性は強いので、関東以西なら露地でも問題はありませんが、順調に育てるためには明るい室内が適します。 植替え5〜6月が植え替えの適期です。株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えます。2〜3年に1回が目安です。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になります。伸びすぎた枝は刈り込みます。