この植物の関連商品 ●開花時期が早い順 ピンクタンナワレモコウ カライトソウ 夏咲ワレモコウ 姫ワレモコウ 長穂白花ワレモコウ 長穂赤花ワレモコウ 純ワレモコウ(通常の吾亦紅) 晩秋咲きワレモコウ ●ポット苗 1ポット 5ポットセット 20ポットセット 100ポットセット ●素掘り苗 ※期間外は予約受付 (秋から早春までの限定発送) 5株セット 20株セット 100株セット 1000株セット ●同じバラ科の植物 ●日向が好きな植物●商品情報[山野草][耐寒性多年草][宿根草] 和名:唐糸草(からいとそう) 別名:唐打草 (カラウチソウ) 学名:Sanguisorba hakusanensis(サンギソルバ) ●商品説明 本州中部に自生する耐寒性多年草。細い茎の先にピンクの花を咲かせます。その美しい花の様子から、まるで唐(外国)から来た絹糸のようだと讃えられました。つぼみのころの穂はピンと上を向いていますが、花が咲き始めると次第に下に垂れていきます。こうべを垂れたその姿は、ピンクの猫じゃらしのようにも見えて、なかなか愛嬌があります。花穂は長さ10cm程あり、ワレモウコウ属では最大です。茎が細く倒れやすいので、気になるのであれば支柱を立てるとよいでしょう。 学名はSanguisorba hakusanensisといいますが、このSanguisorba(サングイソルバ)は、ラテン語の「sanguis(血)+sorbere(吸収する)」が語源です。根にタンニンが多く、止血効果のある薬とされ昔から利用されてきました。 カライトソウは、バラ科の植物。しかし、「ベルサイユのばら」という漫画のタイトルにもあるような、絢爛豪華なイメージのバラとは似ても似つきませんね。 カライトソウが属する「バラ科ワレモコウ属」は、進化の途中で花びらがなくなってしまったという変わり者なんです。私たちが普段花だと思って見ているのは、実は雄しべ。ガクが4枚あるのですが、雄しべがガクより長いので、この雄しべの色が目立つのです。「バラ科」というだけでも驚きなのに、花びらがないとは本当にびっくりですね。一説によると、虫媒花から風媒花へ変化する途中の植物ではないか・・・という話もあるそうです。 知れば知るほど不思議な植物、カライトソウ。あなたの庭でもこの謎めいた花を育ててみてはいかがでしょうか。鮮やかなピンクの花は、きっとあなたの庭をにぎやかにしてくれるはずです。 ●草丈 50〜100cm ●分類 バラ科ワレモコウ属 耐寒性多年草 ●耐性 (弊社で経験済みの温度) 耐暑性 30℃ 耐寒性 -15℃ ※寒冷地で秋冬に植え付ける場合は、外気温が氷点下になる1か月前までに植え付けを終えましょう。 ●開花時期 7〜9月 ●植え付け適期 春か秋 ※真夏の植え付け(植え替え)は避けましょう。 夏に植え付ける場合はポット(鉢)苗のまま花を楽しんだ後、花茎を切り落とし、土をなるべく崩さずに植え替えましょう。 その後根付くまで1週間程はたっぷりと水やりをして下さい。 ●管理場所 日向〜明るめの半日陰 ●育て方 春に芽吹きだすと、地下でも根っこが育ち成長し始めます。そのため、5月以降の植え替えは避けましょう。植え替えをしたい場合は、涼しくなった秋に行います。 日向の風通しの良い場所(猛暑の地域は明るめの半日陰)に植え付けましょう。外気温が25℃を超えるような季節の場合は、ポット(鉢)苗のまま花を楽しんだ後、花茎を切り落とし、土をなるべく崩さずに植え替えましょう。その後根付くまで1週間程はたっぷりと水やりをして下さい。ポット苗の場合、そのままの状態で1年は育てることができます。 陽をあびると花つきが良くなります。たくさん花を咲かせたいのなら午前中は太陽の光をたっぷり与えましょう。 乾燥を嫌います。鉢植えで育てる場合、成長期は朝か夕方に1日1回たっぷりあげてください。植え替えは2年に1度秋にします。 ウドンコ病が発生しやすいので、成長期には早めに予防をしましょう。