脚が末広がりになっていて安定感があり、切り株に座るようなイメージから「根/KON(コン)」と名付けられました。
KONは、エントランスに最適な小さなスツールですが、プライベートからパブリックまで様々な空間に適しています。
脚部はステンレススチール、座面は天然木、レザー、テキスタイルなどの上質な素材を使用し、すっきりとしたフォルムが特徴です。
シンプルなベーシックタイプに加え、座面下に革製のバスケットが付帯しているバージョンは、スリッパや靴べらなどの小物を入れておくことができます。
周囲の環境に溶け込み、日常使いに最適な家具となります。コンパクトなサイズなので、簡単に移動させることができます。
◆備考
design : 小林 幹也
【オーク材について】
オーク材は、その高い耐久性と耐水性から、古くより高級家具に多く用いられています。
材料は、職人が1枚1枚厳しい選別を行い、座面に最適なものを採用しています。
表面には時折、虎斑(とらふ)と呼ばれる横縞のような模様が入ります。
虎斑は、木の栄養を含んだ部分に表出するもので、良質な材料であることの証となります。
【脚部ステンレスについて】
脚部のステンレススチールは、鏡のような鏡面仕上げで、普段は見えない裏面までひとつひとつ丁寧に磨き上げています。
4本の脚を高度な技術で丁寧に溶接することで、スツールとして高い強度を持ちながら構成部材を最小限にすることで、シンプルなフォルムを実現しています。
また、座金裏面で溶接することにより、溶接痕を見えなくしています。