ペイントの魅力は、今あるもののイメージを変えたり、味わいのあるものにしたりすることができるところ。いきなり大きな面積を塗るのは大変なので、まずは小物からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?今回は塗料の種類や塗り方を、ユーザーさんのオリジナリティあふれるアイデアと一緒にご紹介します。
着色したいときにオススメの塗料
ガラッとイメージを変えるなら、素材の色とはまったく別の色をペイントしてみましょう。使う場所によってオススメの塗料がありますので、ぜひ参考にしてください。ペイントすることでものに新しい価値が生まれます。
水性塗料
DIYしたランドセルラックをバターミルクペイントで塗装しています。それぞれ色を変えているので、自分のスペースがわかりやすくていいですね。これはアメリカで生まれた水性塗料で、特長はパステル系のやさしい色合い。伸びがよくて塗りやすく、嫌なにおいもしないので初心者にもオススメな塗料です。
油性塗料
サンダルなどがベランダに出しっぱなしになっていると、生活感が出てしまうので、このようなサンダル収納がベランダにあると便利ですね。飾り棚にも活用できて一石二鳥。油性塗料の特長は乾燥が速く、耐久性に優れている点。屋外で使用するものにオススメの塗料です。
耐熱塗料
設備や電化製品など、気に入った色合いのものを見つけるのは、なかなか難しいですよね。耐熱塗料を使えば、コンロの天板までペイントできます。キッチンまわりをホワイト化できて、気分も上がるはず。
木の質感を活かしたいときにオススメの塗料
木の質感を活かした仕上げ塗料。今人気なのは、「ブライワックス」と「ワトコオイル」。ヴィンテージっぽく仕上げたい場合は「ブライワックス」。木目を活かして仕上げたい場合には「ワトコオイル」がオススメです。
ブライワックス+ステンシル
ブライワックス+ステンシルで仕上げた木材を背表紙に貼り付けて作ったファイルボックス。男前インテリアにぴったりのかっこいい仕上がりです。ブライワックスは蜜蝋が主原料。自然なツヤがあり、塗るだけでヴィンテージ感が出るのが特長です。
ブライワックス+ディアウォール
ディアウォールにブライワックスをペイントして作った玄関収納。傘をかけたり、雑貨を飾ったりとアレンジができそう。原状回復できるので、賃貸にお住まいの方にも、オススメのアイデアです。ぜひお試しくださいね。
ワトコオイル×4色使い
ガーデンチェアーとテーブルを、ワトコオイル4色を使って、ペイントしたもの。微妙なグラデーションが、色に深みを出しています。ワトコオイルは、植物油が主原料。オイルが木材に浸透して、マットな質感に仕上がり、木のぬくもりが感じられる塗料です。
ワトコオイル+黒板塗料
ワトコオイルのマットな質感と、黒板塗料がマッチした収納。りんごと生姜の木箱が、こんなにすてきな収納になるなんてびっくり!玄関にこんな収納があると、鍵などおでかけのときに必要なものの置き場にできて、とても便利ですよ。
さまざまな加工などのアイデア
ペイントに慣れてきたら、今度はさまざまな加工にチャレンジしてみましょう。あなただけのオリジナリティを出したいときに、活用できる方法がいろいろとありますよ。
ステンシル
ステンシルとは、文字などを切り抜いたシートを木材にあて、上からスポンジやスプレーなどで着色する方法。こちらのパネルのように、太めのロゴをステンシルすれば男前風に。筆記体などの繊細なタッチは、ナチュラルなテイストになります。皮のポケットと多肉植物もかっこいいですね。
クラック加工
クラック加工専用の塗料もありますが、こちらのユーザーさんは、木工用ボンドで加工されています。経年劣化によるヒビが入ったような加工に、ヴィンテージ感が出ています。
さび加工
ダイソーの半透明のツールボックスを、さび加工でリメイクしたもの。これぞペイントリメイクの真骨頂という作品です。さび加工のやり方はとても簡単!黒や茶色のアクリル絵の具を、小さめのスポンジでポンポンとたたくだけで完成!
スクラップウッド
端材の組み合わせで作るスクラップウッド。世界にひとつだけのオリジナル作品になります。同じスクラップウッドで作ったいすでも、色の組合せで違う印象になるのが楽しいですね。
色味が気に入っていない雑貨なども、ペイントをすれば、イメージをガラッと変えることができます。新たな価値を見出すことができるペイント。あなただけのお気に入りの作品を、ペイントで作ってみましょう。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「セルフペイント DIY」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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