「16m2。サイズ感と質感がカギ!狭さを感じないお部屋づくり」 連載:ワンルーム1Kの暮らし by mimicaさん

「16m2。サイズ感と質感がカギ!狭さを感じないお部屋づくり」 連載:ワンルーム1Kの暮らし by mimicaさん

本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。

今回は、建築関係のお仕事をされているmimicaさんがつくる、16㎡ワンルームでの暮らしをご紹介します。端材や廃材を使ったDIYファニチャーや生活感を清潔感でオフするファブリック使いなどに注目しながら、「狭さを感じさせない空間づくり」の秘密に迫っていきましょう。

今回教えてくれたユーザーさん♪

プロフィール

お金をかけないで、なんとなくいい感じに暮らせたらなと思っています。 建築の設計の仕事をしているので、現場で出た端材だったり、知り合いのカーテン屋さんにサンプル布を貰ったりして日々、材料集めをしています。 ところどころにスパイスを効かせたインテリアが好みです。

お住まい

  • お住まいの地域: 神戸
  • お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
  • 居住面積: 16m2
  • 家賃: 3万円台
  • この家に住む人: ひとり
  • ご職業: 建築の設計
  • 趣味: いいなと思うものをスクラップ

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

mimicaさん

「すべての部屋が角部屋で、バルコニーが2つ付いており、さらに出窓もあるところに、建物としてよく工夫されているなと思ったのが決め手です。 また、リフォームで色合いを白〜ライトグレーのトーンに揃え、狭さを感じさせないようにもしてありました。このように、建物のメンテナンスがうまく行われているのも好印象でした。」

お部屋のこだわりを教えてください

mimicaさん

「ほんとうに狭いので、どうしても出てしまう生活感を、なるべく気にならないようにしたいと思っています。 100均やIKEAのアイテムをよく利用しながら、そこに素材感のある木材やカゴ、布、古道具などをあわせて、質感のバランスをとるようにしています。 あと、部屋の狭さにあった小さめの家具をいろいろとDIYして楽しんでいます。」

気づいたらいつも居る場所はどこですか?

mimicaさん

「ベッドの上です。ごはんを食べたり、映画を見たり、本を読んだり、寝たり。 植物を置いてる方の窓を開けるのが好きです。」

狭さを忘れるお部屋づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】

①お部屋の顔は、居心地◎の小ぶりベッド

mimicaさん

「ワンルームの大半を占めてしまうベッドは、自分の身長に合わせて700mm×1700mmの小さなものをつくりました。 普段はソファの代わりにもなるようなサイズ感で、いつもここに座ってしまいます。」

②清潔感のある半透明で、色彩をオフ

mimicaさん

「色がバラバラな本たちは、出窓に置いて布で隠しています。 目隠し用の布はなるべく圧迫感が出ないように、半透過で白色の物を選ぶようにしています。ただ、白い布だけだと殺風景だったので、水玉のファブリックを重ねてみました。」

③見慣れたサイズで心地よい、頼れるDIY収納たち

mimicaさん

「建築現場の端材でつくった棚や木箱には、食材のストックをいれています。 これはけっこう大きめなんですが、りんご箱と同じような『見慣れたサイズ』にすることで、『大きいけど変ではない』ように感じられるかな……と思っています。」

④機能性抜群!物干しにもなるオープンクローゼット

mimicaさん

「衣服掛けと、洗濯物干しを兼ねた場所です。IKEAのハンガーラックと棚・タモ材の丸棒を組み合わせて、オープンなクローゼットにしてみました。」

⑤定位置&分類でまとまりをつけた、見せる収納

mimicaさん

「細々した物を見せながらしまうときは、雰囲気のある大きめの古道具や木材のトレイや箱などに分類わけして、なんとなくまとまりをつくります。 片づけは苦手なのですが、置くところを決めるとそれも楽になりました。」

最近買ったナイスなアイテムを教えてください

ITEMa.depeche
PRICEたしか1600円

洗濯物を入れていますが、中身がそうであるとは全然見えないところが気に入っています。 あと、大きいのに手頃な価格で、素材感があるところも好みです。

今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

mimicaさん

「夜帰ってきてからの居心地をよくしたいので、照明や座る場所にもっとこだわりたいです。 もうすこし、物を少なくするか、広いところに引越さないとソファは難しそうですが……。 あと、古い物の割合を増やして、大人っぽい落ち着いた色味の部屋にしていきたいと思っています。」

お話をお伺いして

ワンルームや1Kといった間取りの限られたスペースの中、暮らしに欠かせないアイテムをいかに配置するかは誰にとっても頭を悩ませるポイントです。特に、ベッドやソファ、ダイニングテーブルといった大きな家具をすべて配置することは難しいでしょう。そんな中、mimicaさんが選んだのは「自分のサイズにフィットしたベッド」でした。しかも、そのベッドをすべての窓・バルコニーからの採光の影響を受けやすい位置に置くことで、暮らしに明るさと開放感を演出されています。また、生活感をオフする目隠しに採用された半透明の白い布が、光を柔らかく透過し、心地よく風を感じさせてくれるのも、mimicaさんのお部屋の魅力。他にも、生活感を上手くインテリアに馴染ませる、オープンクローゼットのアイデアや見せる収納づくりのアイデアなども参考になります。いずれも、設計のお仕事をされ、日々「暮らし」の充実に関わられているmimicaさんならではの工夫とアイデアではないでしょうか。

mimicaさんはお仕事柄、廃材や建築資材などの活用法がとても巧みです。お部屋の中には、ベッドをはじめとするDIY作品が数多くあるご様子。レイアウトや生活感をオフする工夫もそうですが是非、mimicaさん流のDIYのアイデアもチェックしてみてください。きっと、限られたスペースを有効活用しながら、自分らしい暮らしをコーディネートしていくヒントと出会えるはずです。


mimicaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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