本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、4つのパートにゾーニングしながらワンルームを『安らぐ空間』へと導いているDa10さんに、お部屋づくりの工夫やこだわりをお伺いしました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
一人暮らしの会社員です。仕事柄インテリアを考えることが多く、ご縁があり記事化していただきました。特にこれといってこだわりはありませんが『家は休む場所』という考えを大切に、ノイズのない部屋づくりを楽しんでいます。
お住まい
- お住まいの地域: 関東地方
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 21m2
- 家賃: 秘密
- この家に住む人: 本人
- ご職業: 研究開発
- 趣味: お仕事、音楽、書店・カフェ巡り、お料理、お掃除
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「生活動線の中にドアのないワンルームをずっと探していたところ、運よく出会ったのがこの部屋でした。陽当たり良好なところも気に入っています。」
お部屋のこだわりを教えてください
「変化と統一です。相異した言葉ですが、部屋づくりにはどちらも欠かせない要素だと思っています。例えば、大切な写真は定期的に変えるようにしています。また、植物は成長が早いサボテンを愛でています。対して家具は、ノイズにならないようできるだけ統一感のある配色を心がけています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ダイニングです。ご飯を食べたり一呼吸おいたりしています。チェアはお部屋全体を眺めることができる、部屋一番の特等席です。」
ほのかに自然を感じ安らぐ空間づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①自然をダイレクトに感じられる、のれん
「この部屋に移り住んだとき、ドアがない分、のれんにこだわりたいと思いました。同時に木のデザインを部屋のどこかに取り入れたいとも考えていたんです。そこで木のイラスト入りのれんを探しました。キッチンとリビングの簡単なゾーニングとして活躍中です。」
②インテリアの中心は、心惹かれる灰色のチェア
「デスクスペースは灰色で統一しています。その中心がチェアの色です。なぜかというと、このチェアがお気に入りだから。洗練されたデザインに惹かれ、お店で買ったときにはすでに生産終了・現品限りの品でした。このチェアが醸し出す雰囲気を活かせるようにインテリアは考えています。」
③休む場所としての在り方を象徴するアート
「猫の気ままな性格が全面に出た版画、リチャード・スペアのspace catです。この部屋に戻ったら自由にしていいんだと思わせてくれる癒しの象徴であり、心を落ち着かせ深い眠りに導いてくれます。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
光の炎がゆらゆらと揺らぐので本物感があります。とても落ち着いた雰囲気を作り出してくれるところが気に入っています。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「まだまだ物が多い気がします。なので断捨離ではないですが、まずは物を減らしてスッキリ感を出していきたいです。そうすれば、ワンルームでも広々とした空間をつくり出せますし、何よりもコスト削減の改善策になると思うので、ゆっくり時間をかけて整えていきたいと思います。」
お話をお伺いして
Da10さんの暮らすワンルームは、玄関を入るとまず壁付けのキッチン、その奥に生活空間が繋がるスタイルです。ドアのないワンルームのよさはそのまま、まずこだわりののれんでキッチンと居室をさりげなくゾーニング。これでひとつ目のパートが完成します。続くのはダイニング、その対面にデスク、最後に窓際にベッドスペースと家具を使ってスッキリ効率よく3つのパートをつくり出していました。そして全体としての調和はあるけれど、パートごとにテーマや主役がきちんとあるのも素敵なところです。
Da10さんは、『家は休む場所』とはっきりとしたイメージのもと、自分の動きに適ったレイアウトからつくりはじめています。そのうえで、少しずつ好みを足し、雰囲気を演出し、と手を加えていくことでより心地よく暮らしを洗練されています。その過程はまだ途中とのことですので、きっとまだまだ参考にしたくなるアイデアを見せてくれるはず。ぜひ、引き続き注目してみてくださいね。
Da10さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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