断捨離とはただのお掃除術ではなく、ものへの執着を捨て、自分にとって本当に必要なものを知るという思考方法で、2010年ごろから注目を浴びるようになった言葉です。断捨離を行うことで、前向きになれるなど、さまざまな効果があるといわれています。今回は、断捨離を実行する前におさえておきたいポイントをご紹介します。
まずはキッチンを見直す
キッチンは、家の中でもっともものが多くなってしまう場所です。細かい便利グッズや、いつか使うかもとしまってある調味料。安いからとまとめ買いしてしまった食材。よく考えなくても必要のないものがたくさん!不要なものがなくなれば、掃除もしやすくなるので衛生的です。まずはキッチンから見直していきましょう!
普段使っている食器だけ選ぶ
食器棚の、手の届かない高いところや奥の方で眠っている食器はありませんか?一般の家庭では、家族の人数分の食器と汎用性の高いお皿の出番が圧倒的に多いはず。捨てるかどうか迷ったら、捨てましょう!hiromin-626さんは、深さのある食器はスタッキングできるものを選んで上手にスペースを節約しています。
消費できる分だけ買う
基本的なことですが、食べられるものがあるなら買わない!期限切れのものは捨てましょう。常に消費できる分だけ買うようにして、冷蔵庫の中身が少なくなったら拭き掃除をすれば衛生的です。野菜室は、こちらのユーザーさんのように野菜ごとに容器で仕切ったり、お米をペットボトルに入れるのもナイスアイデア!
同じものは2ついらない
鍋や、おたまなどのキッチン用品はそれぞれ1つあれば大丈夫なはず。手放せるものは手放してキッチンをすっきりさせることで、掃除もしやすく見た目も衛生的にもキレイになります。トースターや炊飯器を断捨離してしまう人もいるそうです。M224さんのように、時間を決めてキッチンをリセットすると気持ちがいいですね。
バスルーム周りや衣類を断捨離するポイント
衣類は、造り付けの収納に収まるだけしか持たないようにすれば、本当に自分にとって必要な枚数が見えてきます。バスルームの不要品も、どんどん捨ててしまいましょう!
ランドリー周りをすっきりさせる
洗剤などの消耗品は、詰め替えボトルを利用して統一するとすっきりしてみえます。ランドリー周りを白で統一することで清潔感倍増ですね。毎回ボトルを捨てないので、ゴミを減らせて環境にも優しいひと工夫です。
収納場所を統一する
タオルも消耗品。決まった場所に収納するようにして、入らない分は捨ててしまいましょう。ポイントは「収納を増やさない」ということ。また、SIMPLEさんのようにタオルを家族で色分けするなど、隠れている場所もしっかり整頓して、持ちものの数を把握できると良いですね。
1年間着ていない服は、いらない
1年間着ていない服は、必要のない服です。クローゼットに収まるだけの服があれば十分!思い出の品や、痩せたら着ようとしまってある服も、現在使っていないなら、思い切って手放してしまいましょう。
デッドスペースに棚を設置する
衣替えなど、季節によって使わない衣類などをまとめて収納するために、デッドスペースに棚を設置してしまうのも1つの方法です。高さを利用してムダなく収納できますが、次の季節に持ち越す衣類もこの中に収まる範囲にしましょう。造り付けの収納に収まる範囲にとどめるのが、断捨離のポイントです。
シンプルにつくるインテリアコーディネート
不要なものを手放せたら、今度は必要なものだけでお部屋づくり。少ないインテリアででシンプルにお部屋をつくるときに、おさえておきたいポイントを3つご紹介します。
好きなものだけ残す
家具や家電がほとんど見当たらないがらんとした空間に、観葉植物が映えるオリエンタルなお部屋。好きなものだけ残した断捨離もステキですね☆
色に統一感を持たせてミニマルな部屋に
広い部屋に必要最小限の家具があり、色が白に統一されているミニマルスタイルのお部屋。ムダなものが一切ないので、心身ともにすっきりしそうな、まさに断捨離の醍醐味が詰まったお部屋ですね!
同じ材質のインテリアをそろえる
同じ材質でまとめることで、すっきり感が増します。こちらのナチュラルなリビングダイニングは、無印良品でそろえられたそうです。ムダなものがないのですっきりしていますが、木の温かみがあるので、無機質な空間が苦手でも挑戦できる断捨離部屋ですね。
断捨離に取り組むためにおさえておきたいポイントをご紹介いたしました。部屋がすっきりすると、心もすっきりしてきますよね。みなさんもできるところから少しずつはじめてみてください!
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「断捨離」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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