上級者はココが違う!余白を楽しむ上質なお部屋のつくり方

上級者はココが違う!余白を楽しむ上質なお部屋のつくり方

お部屋の床や壁に何もない空間を見つけると、そこになにかを置いたり飾ったりしたくなるということはありませんか?なにでその余白を埋めようかと考える前に、余白を活かしてみるのはどうでしょう。インテリアコーディネート上級者の余白を楽しむお部屋づくりから、余白の魅力やつくり方をご紹介します。

余白のある空間の魅力

ついついお部屋の余白を埋めたくなるという方の中には、お部屋に何もない空間があると、寂しい印象になるのでは?と考える方も多いかもしれません。そこで、まずは余白のある空間の魅力をご紹介します。余白がつくりだす上質な空間を見てみましょう。

余白が見せたい場所を引き立てる

シンプルで温かみのあるhamakajiさんのキッチンです。キッチンの飾り棚に置かれた小物は、どれも味のあるものばかり。見せる収納の魅力が溢れています。そんな小物たちを引き立たせているのが、壁の余白と言えます。たっぷりととられた余白が、見せる収納を引き立たせ、上質な空気感を醸し出しています。

水切りかごなし、食器用洗剤なし、炊飯器なし。 これ以上無くすものは何もないかと… シンプルキッチンを保っていきたいです。
hamakaji

余白の魅力を引き出すワンポイント照明

flat_mountainさんの寝室は、ものが少なくシンプルです。シーツやカーテンの白い色には清潔感があり、ナチュラルな木の色がやさしく差し色になっています。そんなシンプルな空間の余白に、照明が浮かび上がって見えます。飾りすぎないけれど惹きつけられるデザインで、お部屋の価値をグッと上げています。

ライトがいい! シンプル憧れます(♡´౪`♡)
asami1130

光と影を楽しめる余白のある空間

こちらはNENEさんのリビングです。シンプルでシャープな空間の中で木の温もりを感じられる、クールさと温かさの調和がとれたお部屋です。照明や窓枠の黒い色がバランスよく余白を切り取っています。階段にあたる光と影さえ計算されているかのようですね。余白につくり出される光と影までも楽しめるリビング空間です。

余白のつくり方

お部屋の中にある心地良い余白は、空間にゆったりとした余裕を生み出し、上質な空間をつくります。けれど、余白の取り方は難しく、何か物足りないな……という印象にもなりがちです。バランスの良い余白はどのようにつくられるのでしょうか。

白い家具でつくられた余白

macaronさんは、白い家具の上にテレビを置いています。白い背景の中にくっきりとテレビだけが浮かび上がって見えます。テレビの周りに余白ができて、ごちゃつきがちなテレビ周りがスッキリとしますね。このように、壁と同じ色のテレビ台を選べば、テレビを壁掛けにしたときのように、テレビ周りがスッキリとします。

IKEAのテレビボードとシェルフ、ストリングポケット、レムノスの時計、そしてフラワーベースも全部ホワイトに統一♪ 明るくて圧迫感が出にくいところが気に入っています✨✨
macaron

ソファの色とのメリハリで生まれる余白

tuuliさんのリビングはホワイトで統一されています。明るく清潔感のあるさわやかな空間です。インテリアの差し色にはグレーが使われていて、ソファの濃いグレーがお部屋全体を引き締めています。ソファ周りだけに濃い色を使って、空間にメリハリをつけることで、他の部分が余白となって上質な空間に仕上がっています。

棚板でバランスのよい余白を生み出す

こちらは500cinquさんの玄関ポーチの一角です。一点一点こだわりのアイテムがバランスよく配置されています。ミシン台や椅子が置かれた上に、ちょうど良い余白ができています。これは、飾り棚によってできた余白です。飾り棚があることによって生まれたこの余白が、ディスプレイ全体をよりバランスよくしています。

天井まであるカーテンが大きな余白をつくる

Emiさんのリビングは、エレガントなアイテムをシンプルに心地よくまとめられています。カーテンには、ソファと比べて濃すぎず薄すぎない色を選ばれていて、圧迫感なく空間に馴染んでいます。天井まで高さのあるカーテンが視線を上げてくれるので、空間に広がりができて、ゆったりと感じられる余白が生まれています。

余白をアクセントにして楽しむお部屋づくり

余白は、何かを引き立たせるためのものというだけでなく、それ自体をアクセントにすれば、また違った余白の楽しみ方ができます。最後に、お部屋の中でアクセントとしての役割を果たしている余白のあるお部屋をご紹介します。

質感の違いが魅力

こちらはYASUNOさんの寝室です。ベッドシーツやベッドサイドの棚など、自然な素材感のあるアイテムが並んでいます。背の低いベッドの上には、たっぷりと余白が取られています。こちらの余白となっている壁は、特徴のある柄になっています。シンプルで特徴のある壁は、空間を魅力的にしてくれる余白に変わります。

アクセントウォールで余白に変化を

erichelさんのお部屋は、床や天井などが白で統一されています。ところどころに散りばめられた黒い色と、かっこいいアイテムで、白く明るい空間が引き締められています。壁を見てみると、飾り棚やダイニングの棚の間から見えるサブウェイタイル風の壁がアクセントになり、余白に変化がついた空間になっています。

おもちゃと窓でバランスよく余白をつくる

r_._naさんのキッズルームは壁の色がアクセントになっています。床の色や白い壁とも相性が良く、落ちつくお部屋です。壁の前に並べられたおもちゃを見ると、高さがそろっています。上の方にある窓とおもちゃで、壁にバランスの良い余白ができています。余白になっている壁の色がお部屋でちょうどよいバランスです。


今回は、余白のあるお部屋の魅力や余白のつくり方をご紹介しました。何か物足りないな……と感じているお部屋の余白を埋める前に、ユーザーさんのお部屋を参考に、余白を楽しむお部屋づくりをしてみはいかがでしょうか。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「余白」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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