RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、ほっこりとした心地よい温もりを漂わせる、シンプルインテリアで暮らしをコーディネートされているpos.さんに、家族を巻き込みやすいから、リバウンドもしない収納のコツを教えていただきました。数多くの整理収納にまつわる資格を有する、pos.さんならではのアイデアは要チェックです。
今回教えてくれたユーザーさん♪
夫婦と娘の3人暮らしです。引っ越しを機にものと向き合い、整理収納の大切さに気付きました。なるべくお金をかけずにインテリアと整理収納を楽しみながら、リラックスできる家づくりを目標に活動中です。整理収納アドバイザー、整理収納コンサルタント。
みんなが楽に使えるシンプル収納
pos.さん宅は、シンプルでさっぱりとした中にも、心地よい家庭の温もりを感じさせてくれます。その理由は、生活感がインテリアの中に自然なカタチで溶け込んでいるからかもしれません。自然体なようでいて、どことなく定位置があるようにも見えるその生活感たち。どのような工夫や意識で整理・収納をされているのでしょうか?まずは、pos.さんなりの収納術の基本からお伺いしてみたいと思います。
「収納はシンプルにすることを意識しています!家族みんなが『使う↔戻す』を楽に続けられる仕組みづくりが大切だと思っています。見た目がそこそこでも(笑)、使いやすさを優先させた収納を考えるようにしています。」
シンプルでわかりやすいから、楽に使える……だから、使うと片づけるのルーティンが自然と家族に浸透するんですね。pos.さんの収納は、リバウンドしない合理的なスタイルと言えそうです。ここからはさらに詳しく、pos.さん流の収納メソッドのコツをご紹介していきます。ざっくり収納だと、家族が使うたびに煩雑になっていく……気が付くと収納の中身が飽和状態!こんな方にも朗報となるアイデアが満載です。
ルールは最低限!ざっくり収納で快適を持続させる3つのコツ
その1 内容も量も、一目瞭然を心掛ける
「扉や引き出しを開ければ、なにがどこにあるか、どのくらいあるのかが、ひと目で分かるようにしています。特に、夫や子どもも使うことの多い、文房具や食品などは、細かく仕切らずにただ入れるだけです。ここに戻せばOKという、簡単なルールにしています。」
その2 アクション数を徹底的に減らす
「一目瞭然を意識すると、おのずとアクション数も減ります。いちいち、わざわざ、という手間を少なくするため『2アクションまで』になるようにも意識しています。わかりやすい収納は、家族を巻き込みやすいですよ♪」
その3 総量が見えるようにしておく
「ざっくりした収納でも、快適が続く最大のコツは『総量が見えること』です。ごちゃついて見えても、総量がぱっと見で把握できるので、ものを無駄にせず管理することができます。同時に、安易にものを増やさないことも、常に意識しています。」
オススメの収納アイテム
キャスターが付いているので、移動と掃除が楽です。マットな質感もかわいい!収納するものに合わせて、段の高さを変えられるのも良いですね。家の中のどこでも使えるデザインなので、応用力が高いところも気に入っています。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「収納は、ルールや仕組みを難しく設定してしまうと続かないし、リバウンドもしやすくなると思います。私は、そもそも収納とは、家を快適にしたり、暮らしを豊かにしたりするツールだと考えています。ご家庭に合った方法を見つけてみてください。」
当たり前にしやすいシンプルルール
pos.さん宅の収納は、簡単・シンプル・管理しやすいと、理想的な収納条件をスマートに揃えています。見せる収納、引き出し、戸棚をバランスよく使い分け、ものごとに使いやすくわかりやすい適材適所を見出しているのも特徴。さらにその上で、pos.さんは家族みんなが楽に使えるようにと、ライフスタイルに浸透しやすいシンプルルールと管理のしやすい総量見せを心掛けていました。
pos.さんはご自身の収納を『ざっくり』と形容されていますが、そのベースには丁寧な家族への配慮やキレイを持続させるための工夫が隠されています。自分も家族も、楽に気持ちよく暮らしていく収納づくりは、ベースにこだわることがミソなのかもしれませんね。pos.さんの、シンプルルールで快適を持続させる、楽を意識した収納づくり、ぜひ参考にしてみてください。
pos.さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!