本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回お話をお伺いするのは、ゆるっと自然体でくつろげる、自分らしいシンプルな空間づくりをされているori.さんです。シンプルでありつつ暮らしは豊かに導くヒントを探っていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 兵庫県
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 29m2
- 家賃: ひみつ
- この家に住む人: わたし
- 趣味: 旅行. 読書
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「とてもキレイな場所で、近くにはゴールデンレトリバーのいるブックカフェや公園があります。スーパーも近いと、好条件の立地が決め手となりました。」
お部屋のこだわりを教えてください
「穏やかな気持ちになれるような部屋を目指しています。無駄のないシンプルなデザインの家具を選ぶことが多いです。また、お気に入りの雑誌や小説は、いつでも目に入る場所に置いています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ラグマットの上です。ぼーっとしたり、映画を見たり、ご飯を食べたり本を読んだりお昼寝をしたり……。ソファーを置いていないので、ほぼずっとここにいます。」
空間に豊かな表情を加えるもの選び【ここがポイント!僕&私の工夫】
①クールな佇まいから、穏やかな光を放つ照明
「こちらは、活躍頻度の高いフロアランプです。美しいデザインが最高にクールでお気に入りです。また、光の量を調節することができるのも魅力。柔らかく落ち着いた光で、私のつくりかけの部屋を照らしてくれます。」
②癒しをくれる、小粋な雑貨たち
「植物とキャンドルは、私にとって最高の癒やしです。イタリアのヴェネツィアで買ったポストカードとオードリーヘップバーンのポストカードも、小粋な雰囲気をつくり出してくれるので、手に入れてからずっと壁に貼っています。」
③暮らしに楽しみを増やしてくれる、キッチンアイテム
「キッチンアイテムも少しずつ揃えているところです。この部屋は開放感のあるオープンキッチンなので、選び甲斐もあります。最近は器にも興味が出てきて、料理をする楽しみも増しました。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
坂の町、尾道で、趣味としてものづくりをされている方にオーダーメイドでつくっていただいたテーブルです。折りたためるので持ち運びや収納も簡単。何より、デザイン性のある佇まいがとても気に入っています。この先、何十年と長く使いたい家具のひとつです。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「アートを飾りたいです。大好きな寒い季節がやってきたので、ツリーも飾りたいと思っています。あと、家の近くに穏やかなおじさんが営むレコード屋さんがあるので、レコードにも興味津々です。」
お話をお伺いして
ori.さんが1Kの居室にレイアウトしているのは、ベッド、テーブル、テレビに姿見と、ひとり暮らしに最低限あってほしい家具のみです。全体的にロースタイルでまとめ、余白にお気に入りの本や雑貨を並べて置けるちょっとしたエリアを設けているのが特徴。背伸びしたり、頑張り過ぎたりせず、自分らしいラフさでシンプルな空間に上手く表情を加えていました。また、ほんのり空間を照らす照明がリラックス感を醸し出すと同時に、お気に入りのものたちの表情をより趣豊かに演出しているのも素敵です。
ori.さんのお部屋には、ソファやデスクはありません。その代わり、何をするにも収まり良く、心地良いとっておきの場所があります。そして、その場所からは癒し系のお気に入りたちが目に入ります。必要最小限とは、ものを少なくするのではなく、厳選したものをいかに活かすかにかかっているんですね。ぜひ、ゆるやかに充実した空間をつくるori.さんのこだわりやアドバイスを参考に、自分らしいお部屋の在り方を見つけてみてください。
ori.さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!