連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.250 2021年3月7日更新

「シンプルなインテリアと美しい動線で開放感を活かす暮らしづくり」 by tokotokoさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、穏やかな色味を中心に開放感と清潔感にあふれたインテリアづくりをされているtokotokoさんと、そのお宅をご紹介していきます。

今回ご紹介するのはこの方です！

2020年4月にPanasonicHOME'Sで夢のマイホームを建て、RoomClipをご紹介いただきました。これまで実用性重視でしたが、こちらに出会ってからインテリアやテーブルコーディネートに興味を持つように。今はRoomClipなしの人生は考えられません。皆さんが大好きです！

いつも心地良さで満ちる住まい

ナチュラルに上質をまとう、ゆったりとした空間

大阪在住のtokotokoさんご家族が暮らすのは、新築の2階建て5LDKです。玄関を入ると凛としたシンプルさの中に、穏やかなおもてなしの心を感じる広々とした空間が迎えてくれます。そして、すっと外の喧騒を忘れさせてくれそうなホールの先には、高い高い吹き抜けの天井と大きな窓でパッと視野を解放してくれるLDKが待っていました。縦にも横にも深い奥行きのある空間をナチュラルカラーのインテリアでまとめることで、よりゆったりとした雰囲気に演出されているのが特徴的です。

また、吹き抜け全体に広がる大きな窓に掛けられているのがシェードカーテンであるのも、tokotokoさん宅の魅力のひとつです。通常の横開きスタイルではなく、上下に開くスタイルならではの動きが空間の縦方向への伸びやかさを際立たせているように感じます。色味も家具と調和していて、インパクトのあるアイテムでありつつも圧迫感を少しも覚えさせないのが秀逸。まるで大きなアートのようであり、外の景色を縁取る舞台の幕や額縁のような絶妙な存在です。

整った自然体から漂う、品とぬくもり

リビングの背面にある、アイランドキッチンと横付けされたダイニングのすっきりとした佇まいにも、またひと味違った魅力があります。モダンかつシックに洗練された団らんの場は、ずっと眺めていたくなる絵になる空間。回遊性のあるひらけた動線の中に散りばめられた快適な日常へのこだわりが、品とぬくもりを同時に感じさせてくれるのが印象的。ダイニングの向こう側にあるカウンターで誰かが作業する光景や、キッチンで家事をする姿、それをお子さんが手伝う流れ……そんな普段のtokotokoさんご家族の暮らしぶりが自然と目に浮かび、ほっこり心が温まります。

キッチンの足元にも、さりげないtokotokoさんのこだわりとセンスを発見しました。ゴミ箱です。もしかすると、この場所はキッチンの外側からはあまり目につかないかもしれません。でも、例えばゲストの視界に何気なく入ったとき、このゴミ箱なら生活感を覚えさせないのではないでしょか。生活感はオフするのではなく、こうしてインテリア性に変えていくこともできるんだなと気が付きます。

日々のルーティンが美しく流れる動線

tokotokoさん宅は、その他の動線も美しく仕上げられています。キッチンからは浴室やリネン室への回遊性もあり、1日の家での動きが自然に続き、臨機応変に方向転換も可能。気持ち良く一直線に繋がるこの爽快な眺めは、ふとした瞬間に気分を上げてくれそうです。他の家事をしながらも、お風呂に入っている家族の気配や動いている洗濯機の音が聞こえる……当たり前のことのようで、あるとなしでは便利さが大きく異なります。気づけるからスムーズに動ける、聞こえるから放っておける、そういう安心感は意外と貴重です。

こちらはリネン室です。広々としていて、室内干しもアイロンがけも伸び伸びできそうですね。天候や気温を気にせず、家族の健やかな毎日を支えられる充実した心地良さが満ちています。

tokotokoさん宅はふわりと高級感が漂っています。でも、それが決して押しつけがましいものではないのが素敵です。きっとそれは、意図した高級感ではなく、自然と選び取ったこだわりのものたちを大切に慈しむことで醸し出されるものだから。ぜひ、そんなtokotokoさんのインテリアと丁寧な暮らしぶりを今後も参考にしてみてください。