「フレンチシャビーを楽しみながら、大切な物を丁寧に育てる暮らし」 by loveantiquesさん

「フレンチシャビーを楽しみながら、大切な物を丁寧に育てる暮らし」 by loveantiquesさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は明るく軽やかにアンティークを楽しむ暮らし作りをされているloveantiquesさんと、その魅力あふれるお宅をご紹介します。

今回ご紹介するのはこの方です!

子どもが生まれ、一度はマンションを購入しました。でも、インテリアを楽しむうち家好きが高じて住み替えることになり、今の家を作りました。夫婦+3人娘(うち一人はビションフリーゼ♀)で、日々の暮らしを楽しみながらお家での家族の思い出づくりをして過ごしたいと思っています。古い木のものやシャビーなアンティークが大好きです。最近はテラスにコンサバトリーを増築。庭とつながりのある暮らしをしていきたいと、少しずつ進めています。

品よく愛らしく、素朴にあたたかく

ほんのりと甘いフレンチシャビー

loveantiquesさん宅は、2階建て3LDKの間取りです。玄関に入ると、そこにはヨーロッパ郊外の住まいに見られそうな、ほんのりと甘いシャビーシックな空間が待っています。柔らかなホワイトを基調にエレガントなディティールを散りばめつつも、使い込まれた風合いや濃い色合いのアクセントが織り込まれているから甘さに偏らず品よく愛らしいのが素敵なところ。

真ん中の扉の先で出会えるLDKでは、loveantiquesさんの作るインテリアの魅力を360度余すところなく味わえます。素朴さも優雅さも、美しさも愛らしさも贅沢に楽しませてくれる空間は、なんだか夢の中のよう。ここでも白さや柔らかさの中に、煌めきや木目のコントラストが利いていて、飽きることなくずっと眺めていたくなります。

暮らしに優しい動線美

loveantiquesさん宅はどこを向いても魅力でいっぱいです。なので『とっておき』をお伺いしました。そのお答えがこちらのキッチン。大好きな真っ白いタイルで造作したところや、窓の前にシンクを置いた海外っぽいカタチ、アンティーク塗装の扉、随所にこだわったお気に入りの場所だと話してくれました。

そんなキッチンは、リビング、ダイニング、ダイニングの先にあるコンサバトリー(サンルーム)まで見渡せる場所に作られたオープンな空間です。でも、コの字型だから作業する時は壁や窓を向いてできるのもポイント。コミュニケーションをとりたい時、集中して自分の世界にこもりたい時、その両方のバランスを満たしてくれるキッチンっていいですよね♪コの字型は小回りが良く、使い勝手も抜群なのだそうです。

また、横にはアール壁の開口から続くパントリーもあります。食器やストックといった生活感を表から隠せる場所は、LDKが繋がる間取りでは頼もしい存在。ただ、loveantiquesさんのパントリーには舞台裏感はありません。フレンチシャビーやカントリーの素朴であたたかないい雰囲気がやっぱりあるから。人目にはつかないけれど、家族や自分は日々出入りする場所。こんな風に、好きやこだわりでじっくり満たして整えられたら最高ではないでしょうか?ちなみに、こちらのパントリーは玄関・玄関ホールにも繋がっています。loveantiquesさん宅はこうして、買い物やゴミ出しといった日常の動きに適った回遊動線になっているんですよ。

見上げたくなる吹抜け

リビング上の吹き抜けもまた、loveantiquesさんのとっておきです。天井の高さ、白さ、梁の風合い、見上げると心を無垢な状態にしてくれそうな景色がありました。寝室のグレモン錠の室内窓から見下ろす景色もお気に入りなのだとか♡

そんな室内窓の横手にある高窓には、上品なレースのカーテンが掛かっています。シャンデリアとレースで生み出す絵は、シンプルなのにため息が出るほど美しいですね。それもそのはず、こちらのレース、loveantiquesさんのウェディングヴェールを作り変えたものでした。思い入れのあるものだけれど、一生に一度しか使わないヴェール。結局はしまい込まれてしまうことがほとんどではないでしょうか。こうして日々の一部にできたら、こんな素敵な再利用はありません。

loveantiquesさんは、アンティークや素朴なぬくもりを大切に住まいづくりをされています。それだけでなく、ご家族の思い出や時間も大切に紡ぎ繋いでいくことでアンティークにしていきたいと話してくれました。だからその住まいと暮らしづくりはまだまだ進化中。ぜひ引き続き注目してみてください。

loveantiquesさん邸の間取り図

loveantiquesさん宅は、2階建て3LDKです。玄関からパントリー、LDKに渡る回遊動線や吹き抜けを通して階を繋げる間取りが、インテリアのあたたかな趣きを優しく快適に支えています。

loveantiquesさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

loveantiquesさん

イギリスやフランスの片田舎のような、温かみのある雰囲気が好きです。ヨーロッパの古いものを大切に使っている文化にも惹かれます。住みながらお家全体をアンティークにして暮らしていけたら……と思っています。素敵と感じたものを取り入れ、少しずつ変化を加えて、好きなものに囲まれる暮らしをしていきたいです。完成にはまだ遠く、もしかすると完成と思える日は来ないのかもしれませんが(笑)

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

loveantiquesさん

最近チェックしているのがH.P.DECOです。フランスの素敵なものに出会えます。アンティークはオンラインで購入することが多く、パディントンやfufuネットアンティークをよくチェックしています。実店舗でよく赴くのはOld Friendです。少し手を加えたい時に行くと、材料も見つかります。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

loveantiquesさん

フランスの手吹きのガラスの花瓶です。手作りなので、同じデザインのものでもひとつひとつ違った色合いや形をしていました。お店で並べてもらって、直観や雰囲気でお気に入りを選び出すのがとても楽しかったです。今まで観葉植物やドライフラワーは飾っていたのですが生花を生ける習慣はなかったので、ちょこっと窓辺やテーブルに季節を感じるお花を取り入れて過ごしてみたいなと思ったのが購入のきっかけ。これから少しずつ色々なサイズを増やしていきたいと考えています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

loveantiquesさん

食材です。何でも素材や成分が気になってしまうところがあって、なるべく無添加のものを選んだり、ドレッシングを手づくりしたりして、体が喜ぶようなピュアなものを摂るよう心がけています。また、食事に関連してアンティークの食器集めています。アンティークの食器でティータイムの時間を過ごしたり、緑に囲まれた暮らしもしていきたいので庭木やお花など植物を増やしていきたいです。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

loveantiquesさん

生活感のなインテリアにするうえで欠かせないのはお片付けだと思います。私は収納や整理整頓があまり得意ではないので、参考にさせていただくことが多いです。RoomClipユーザーさんたちのアイデアを拝見していると、ものの使い方や収納方法など目から鱗が落ちるような発見ができます。自分では思いつかない素敵な発想に辿り着くと、インテリア作りがますます楽しくなります。私自身はなかなか思うような投稿ができないこともありますが、見てくださった誰かのお役に立てたらうれしいです。

loveantiquesさんのお部屋ギャラリー

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loveantiquesさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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