本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、1Kを巧みにゾーニングしながら、丁寧に使い込まれたようなほっと落ち着く趣あるインテリアづくりをされているarinkoさんに、お部屋づくりのコツやこだわりをお伺いしました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 関東地方
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 33.95m2
- 家賃: 50000円
- この家に住む人: わたし
- ご職業: 研究・開発職
- 趣味: ①ものづくり全般(家具・雑貨・籠編み・裁縫・料理・お菓子作りなど‥)②インテリアのことを考える③散歩
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「大きな決め手がふたつあります。 ひとつ目は『変わった間取り』。秘密基地っぽい少し孤立したキッチン空間や、斜めに配置された壁の面白みに惹かれました。 もうひとつは『程よい懐かしさ』です。築30年の物件をリノベーションしており、出入り口の低めの天井やキッチン、大きめの窓など……新しい物件には出さない独特の風情があります。」
お部屋のこだわりを教えてください
「テーマは『大人かわいい、ちょっとしたアトリエ』です。
私は作家ではないのですが……好きなもの、好きなことで部屋を表現したかったので、テーマにアトリエを入れました。なるべくパステルカラーを使わないこと、ある程度生活感を出すこと、手づくり感のあるものを意識的に選ぶこと、この3つがこだわり。
アトリエってごちゃごちゃしてるイメージがあるのでテイストはバラバラです。ナチュラルベースですが、北欧やエスニックなども好きです。単に欲張りってだけとも言えますね……(笑)」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「リビングの真ん中にある、手づくりテーブルの前です。ご飯、工作、勉強、TV……ほとんどのことをここで完結させています。」
手づくりで生み出す、私だけのお気に入り空間【ここがポイント!僕&私の工夫】
①リビングと寝室を区切る、ルーバー
「リビングと寝室を仕切りたい、けど完全に閉ざしたくないと思い、ルーバーをはめ込むことにしました。なるべくシンプルにしたかったので、地震マットで固定しています。時々ずれます(笑)写真はありませんが、夜になって照明をつけると、差し込む光が幻想的で気に入っています。」
②思い入れいっぱい、日々重宝できるテーブル
「初めてつくったのですが、いい感じです。ガタガタで補強しまくりました(笑)最もよくいる場所でもあります。本当によく使う、とても重宝できる存在です。」
③グリーンのための、特別なスタンド
「社会人になってから植物を育てるようになりました。 何か特別な場所に置きたいと思いつくったものです。」
④温もりと個性を宿す、ラタン雑貨たち
「こちらは、前から興味のあったラタン雑貨の一部です。手づくり感が部屋に温かみを与えてくれる気がします。あと、若干間違えても誤魔化せる感じも好きなところです。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
空間を華やかにしてくれるところです。 殺風景な空間に何が飾りたいと思い、購入しました。柄が可愛くて、眺めていても幸せです。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「壁紙張り替えたり、イスをつくったりしてみたいです。挑戦したいことはたくさんあります!」
お話をお伺いして
arinkoさんの暮らす1Kは、玄関を入るとこちらのお部屋に決めた理由のひとつでもある『孤立感のあるキッチン』が迎えてくれます。ホワイト×ネイビーの爽やかな配色が、味わい深いウッドの質感や表情を引き立てているのが印象的ですね。あえて見せる生活感からは、活き活きと楽しむ毎日が垣間見えるようです。その先にある広々とした居室のレイアウトも特徴的でした。真ん中あたりにルーバーで抜けのある仕切りをつくることで、リビングと寝室の心地良くゆるやかなゾーニングがかなっているのが素敵です。
arinkoさんは、つくり出すことへの挑戦意欲がいつもたっぷり。だから、自然と自分らしさをじっくり追及できるのではないでしょうか。、挑戦する達成感、手づくりならではの趣が醸し出すぬくもりは、ちょっとした瞬間に気が付く小さな幸せを増やしてくれるはずです。ぜひ、お部屋づくりの参考にしてみてください。
arinkoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!