さまざまの色や形の生地をつなぎ合わせて、変化に富んだ図柄を作り出す「パッチワーク」。お気に入りの生地はもちろんのこと、あまったハギレや着ていない洋服でも作れるので、誰でも気軽にはじめられますよ。今回は、RoomClipユーザーさんたちが作ったパッチワーク作品をご紹介します。
パッチワークのつなぎ方
パッチワークにはさまざまな図案や技法がありますが、その中からトライしやすい基本的なつなぎ方をご紹介します。カットした布の小片1枚(ピース)の形によって仕上がりもさまざまです。
シンプルな正方形
piitanさんは正方形のピースを使ってパッチワークを仕上げました。いろんな大きさのチェック柄を使っていますが、ナチュラルカラーでまとめているので統一感がありますね。正方形のピースは初心者さんにもオススメです。
生地の大きさを問わないランダム
こちらは生地をランダムにつなぎ合わせているORICHINALさんの作品です。アフリカンテイストの生地を随所に取り入れたカーテンは、エキゾチックで存在感大。生地の大きさがバラバラでもOKですから、ハギレや古着を一気に消費できますよ。
いろんな模様が作れる三角形
mimyさんは三角形のピースを使ってツリー型の壁飾りを作りました。使用するピースの数を変えて、大小さまざななツリーをバランスよく壁に飾っています。カラフルが色使いもとってもキュートで目を引きます。
華やかなヘキサゴン型
こちらは、ヘキサゴン型のピースをつなぎ合わせて作られたベッドカバー。misty81さんのようにピースの周りをパイピングすると、より1つ1つのピースの柄が引き立ちます。優しい色使いは上品な華やかさがありますね。
色や柄の組み合わせ
パッチワークはピースだけでなく、使う生地の色や柄の組み合わせもとっても大事です。ここではユーザーさんたちの作品を実例に、色や柄によるイメージの違いをご紹介します。
同系色でまとめてスッキリと
junさんはYシャツや使わなくなったハンカチで、子ども部屋のベッドカバーと枕カバーを作りました。すべてブルー系で統一されているので、スッキリと爽やかな印象。壁に飾っているガーランドも、おそろいの生地で作っているそうですよ。
モノトーンでスタイリッシュに
パッチワークでラグを作ったrintaさん。パッチワークというとあたたかみのあるイメージですが、モノトーンカラーで作ればこんなにクールでスタイリッシュになるんです。中にはキルト芯を入れて、踏み心地も考えられています。
カラフルなものはテイストをそろえる
ramさんは手持ちの生地をつなぎ合わせて、ホットカーペットのカバーを作りました。色も柄も違うカラフルな組み合わせですが、北欧テイストでそろえているのでチグハグな印象を与えません。お部屋の雰囲気にも合っていますね。
使用する生地の素材
パッチワークは生地の素材を変えても、雰囲気が変わって面白いですよ。使える素材が増えれば、作品の幅もグッと広がるはず。ユーザーさんたちが作った作品をご覧ください。
頑丈なデニム生地
aym0418さんがパッチワークの素材に選んだのはデニム生地。頑丈ですから、猫ちゃんが爪とぎしても気になりません。デニムならではの色落ちやダメージも味があってカッコイイですね。ポケットやラベルの使い方も参考になります。
あたたかそうなモコモコ素材
モコモコ素材のあたたかそうなクッションカバー。こちらはmizutamaさんがセリアで購入した生地をパッチワークにして作ったものです。深みのあるカラーと、ノルディック柄が、秋冬インテリアにも合いそうです。
上質な雰囲気の本革
rrikiyさんもクッションカバーをパッチワークで作りました。使っているのは本革のハギレ。カラフルな色使いでも、大人っぽく上質な雰囲気がただよいます。使えば使うほどに味わいが増していくのも楽しみですね。
奥の深いパッチワークの世界。一見複雑でハードルが高そうに思えますが、基本からはじめれば意外と簡単なんです。まずはご自宅で眠っているあまった生地を使って、小さな作品からトライしてみてくださいね。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「パッチワーク」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!