「理想を丁寧に実現した、赤が映える開放的な独立型キッチン」 by kuikoさん

「理想を丁寧に実現した、赤が映える開放的な独立型キッチン」 by kuikoさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、ヨーロッパや北欧のエッセンスを取り入れながら、丁寧にナチュラルな暮らしを紡ぐkuikoさん宅から、鮮やかな色彩に目を奪われるキッチンをご紹介していきます。

築18年のヘーベルハウスです。3人の子どもは独立し、今は夫とふたりで暮らしています。お気に入りの雑貨を集めたり、ガーデニングを楽しんだり、その延長でドライフラワーやアレンジフラワーの勉強もしているところです。

帰宅した家族が真っ先に向かう空間

kuikoさん宅のキッチンは、広々とした開放感と明るさも印象的ですが、なによりも鮮やかな赤とさっぱりとした白のコントラストが特徴です。まずは、この配色に込められた思いや、キッチンづくりのこだわりについてお伺いしてみたいと思います。

kuikoさん

「家を建てる時に一番悩んだのが、キッチンのスタイルでした。システムキッチンの扉の色は『絶対に赤』と決めていたので、ダイニングやリビングとの調和を考え独立型に決めました。ひとつの部屋のような感覚のキッチンは、学校から帰って来た子どもたちが真っ先に立ち寄る場所です。」

独立したひとつの世界

なるほど、独立型にすることで、周りに合わせて妥協するのではなく、とことん好みのキッチンインテリアを追求されたんですね。ひと部屋のような感覚でありつつも間口は開けているので、家族の行き来もしやすそう。ちらりと覗く赤や美味しい香りに誘われて、ご家族が自然とそこに足を向けてしまう気持ち……よくわかります♡

ここからは、そんな魅力的な空間に詰まっている快適へのこだわりや工夫を掘り下げていきます。『独立型のキッチンだと孤独を感じそう、開放感は欲しいけど丸見えは嫌』こんな風に不安や悩みを抱えている方は特に必見です。きっと解決への糸口が見つかります。

キーワード1 探し求めた、艶のある薔薇のような赤

kuikoさん

「とにかくこだわったのは、扉の色です。一概に赤と言っても各メーカー多種あります。見本帳と見比べ、自分が思う赤を探し求めたんです。まさに理想通りの艶がある薔薇のような赤を見つけたときは『諦めずにいて良かった』と思いました。」

キーワード2 隣り合う空間をつなぐガラスブロック

kuikoさん

「ガラスブロックが好きで、家の中のどこかに使いたいと思っていました。ダイニングが吹き抜けになっているので、ダイニングとキッチンの間の壁にガラスブロックを入れることに。キッチンからするとダイニングからの採光が取れ、逆にダイニング側にはキッチンの赤が透けます。住まいの満足度を上げてくれました。」

キーワード3 様々な快適に続く、大容量のカップボード

kuikoさん

「私は外にものが出ているのが、あまり好きではありません。そのため、キッチンのシンク以外の面は収納できる棚にしました。そうすることで、キッチンで使用する小物類は全て収まります。作業面も広くなりますし、掃除もしやすく快適です。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

kuikoさん

「アドバイスというより経験ですが、家を建てるときはいろいろなことがハイスピードで決まっていきます。そのため、参考にする写真などの資料を、あらかじめどれだけ集めておけるかが大切だと感じました。1日の中で長くいる場所ですので、自分の好きな物に囲まれて生活できるように、がんばってください。」

まとめ: 好きな部分に妥協をしない

kuikoさんのキッチンづくりは、色・ガラスブロック、そして使い勝手の好みといった、ピンポイントの理想に妥協がありません。他の部分も同時進行で詰めなければいけない家づくりにおいて、時間の少なさと情報量の多さに、ともすれば心が折れてしまいそうなのに……kuikoさんは理想に真摯に向き合っていました。だからこそ手に入ったのは、本当に好きなものに囲まれた空間。諦めないことの大切さを実感させてくれます。

また、独立型キッチンでもガラスブロックや間口のスタイル次第で、オープンスタイルに近い開放感と周囲との心地よい連携が取れることがわかります。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、自分と家にあったベストなスタイルを探ってみてください。


kuikoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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