「リゾート×クラシカルで穏やかに仕上げた、明るく開放的なキッチン」 by nana.no.ieさん

「リゾート×クラシカルで穏やかに仕上げた、明るく開放的なキッチン」 by nana.no.ieさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回はエレガントさと牧歌的なぬくもりを合わせ持つ、心安らぐインテリアづくりをされているnana.no.ieさん宅のキッチンをご紹介します。隅々まで思いを込めたキッチンの魅力を、じっくりと紐解いていきましょう。

夫と2児と私の4人家族。田舎暮らし。クラシカルなリゾートスタイルの海外インテリアに憧れます。

見たい景色、感じたい気配がいつもある場所

nana.no.ieさん宅のキッチンは、LDKのインテリアの中にナチュラルに溶け込んでいます。素材、色合い、佇まい、その全てが空間と調和しているのが素敵なところ。ゆったりとしたサイズ感であっても圧迫感がなく、贅沢なまでの開放感が際立っているのも印象的です。そこでまずは、キッチンのテーマやつくる上で特にこだわった部分などから教えていただきました。

nana.no.ieさん

「家全体のテーマは、『開放感のあるキッチンを中心とした空間』です。これだけは当初から譲れない想いでした。明るい空間にしたかったので、どこからも光が入るようにと窓の位置は特にこだわっています。ふと目をやると、庭で遊んでる子どもたちが見えるところもお気に入りです。オープンスタイルなので、オシャレさも大切に考えています。」

伸び伸びとしたオープンスタイル

なるほど、キッチンを家の、そして暮らしの中心と捉えて空間をコーディネートされたんですね。バルコニーを囲むようにL字を描いたLDKのコーナー部分にキッチンを配置しているから、見通しが良いのはもちろん、フロア全体の気配を感じることもできそう。『料理をしている間も、家族と空間を共にできるのがいいです』とも話してくれました。また、逆にご家族がキッチンにお手伝いにきたときにも無理がないようにと、通路幅は115cmと広めにとられています。このように双方向に開放的だから、nana.no.ieさん宅のキッチンではオープンスタイルの伸びやかさがより際立っているのかもしれません。

ここからはさらに詳しく、キッチンづくりにまつわる素敵なエピソードや思い、大好きなポイントについてお話を伺っていきます。『憧れがある、自分なりの理想の色が強い』でも、それをまとめるのが大変!とパンク寸前の方もきっと、解決の糸口が見つかるはずです。

キーワード1 憧れと好みの雰囲気を実現したカタチ

nana.no.ieさん

「海外のキッチンに漂う雰囲気にずっと憧れていました。だから、当初からオープンスタイルにしようと心に決めていました。リビングのドアを開けると真正面にキッチンがあります。その背面には窓をつけて、空間全体の奥行き感が出るようにしました。窓の隣にはブラケットライトを付けてオシャレさをプラス。キッチンからつながるパントリーは収納力抜群です。」

キーワード2 丁寧にこだわり追求した、リゾート×クラシカル

nana.no.ieさん

「もともと、やりすぎないリゾート感とクラシカルなムードの組み合わせが大好きでした。このふたつの要素を融合させるのは本当に難しかったです。でも、諦めずにとことん追求しました。明るめの木目調を採用したキッチンとカップボードや、思い切ってダークブラウンにした折り下げ天井キッチンをはじめ、細部までこだわりました。」

キーワード3 目を向けた先にいつもお気に入りがある幸せ

nana.no.ieさん

「カウンターに合わせたスツール、ダイニングテーブル、照明は全て輸入家具(アシュレイ家具)です。リビングのシーリングファンも絶対取り入れようと思っていたもの。こうしてキッチンの周りを好きなもので囲みました。料理中に何気なくまわりを見回すと、素敵な家具であふれています。家事の時間がとても楽しくなりました。キッチン窓のカーテンとウィリアムモリスの壁紙が、照明の灯りでうっすらと浮かび上がってくるのも好きな眺めです。日中と夜、それぞれの雰囲気を日々味わっています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

nana.no.ieさん

「妥協はせず、とことん『自分色のキッチン』を追求してみることをおすすめします。生活に欠かせない食事をつくる大切な場所なので、こだわってよかったです。収納やデザインなど、重要視するところは人それぞれですが、そこにたくさんの『好き』が詰まった空間にしてほしいと思います。」

まとめ: じっくり見出す自分色

好みのスタイル、理想の機能、癖や苦手、快適なキッチンを導き出すためには向き合うべきことが多くあります。だから、その答えはひとつとして同じものはないはず。突き詰めるほどに明確な『自分色』が現れるのではないでしょうか。

nana.no.ieさんキッチンは、nana.no.ieさんの色がくっきりと鮮やかに現れていました。開放感、家族や空間のつながり、デザイン、素材感や色合い……余すところなく全てにこだわりや思いが込められているのがその秘訣。キッチンから見える眺めまで、大好きであふれています。ここまで追い求めるのはもしかすると大変かもしれません。でも、少しずつ積み重ねていく過程も楽しめば、大変さよりワクワク感が勝るはず。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、イメージする楽しみ、実現する喜びを味わいながらキッチンを自分色に染めていってみてください。


nana.no.ieさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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