「淡いミルクカラーと木目のコントラストを楽しむ、優しいキッチン」 by sumichi.fさん

「淡いミルクカラーと木目のコントラストを楽しむ、優しいキッチン」 by sumichi.fさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回ご紹介するのは、ほんのり甘いホットミルクのような心地よいインテリアづくりをされているsumichi.fさん宅のキッチンです。シンプルだけどしっかり好きは楽しむキッチンづくりの秘訣を探ります。

建売を自分の好みに変えていくために、DIYやリフォームをしています。建売でも十分快適ですし、私にとって我が家は一番大切だと思える場所です。これからも少しずつ手を加え愛情をかけ、好きを増やしていきたいです。丁寧な暮らしを心がけることで、私も家族も快適にリフレッシュできるお家になればと思っています。

優しく淡い、大好きな空間

sumichi.fさん宅のキッチンは、優しいニュートラルカラーをベースにしたインテリアの中にするりと溶け込んでいます。視界をさえぎらないスタイルのキッチンの奥にほどよく並ぶ雑貨のような家電たちが、あたたかさを演出しているのも素敵なところです。まずはインテリア全体のテーマや、それを踏まえたうえでのキッチンへのこだわりをお伺いしました。

sumichi.fさん

「海外インテリアに憧れがあるので、インテリア全体としてそんな雰囲気を目指しました。ホワイトやベージュといった淡色をメインに色を増やしすぎず、ものも増やしすぎず、本当に好きだと思えるものだけを取り入れてシンプルにスッキリ暮らす、引き算のインテリアを意識しています。

そして、キッチンはというと我が家の場合はけして広くありません。パントリーもありません。そんな中でも快適なキッチンライフを目指すにはどうすればいいかをたくさん考えました。特に冷蔵庫横にひっそりと溶け込む、幅15cmのハイタイプ隙間収納はとっておき!インテリアの邪魔はしないのにたっぷり入るので、これは本当に買ってよかった!と胸を張って言えます。『パントリーがない、つくれない』場合はきっと重宝します。白と木目のコントラストも、私的には好みです。」

眺めたくなるカウンタースタイル

心惹かれるものだけに厳選してできあがるシンプル……それが意味するところはまさしく『充実』ではないでしょうか。たっぷり詰まったsumichi.fさんの思いが、キッチンをより魅力的にしているんですね♪そんな丁寧にこだわり抜かれたキッチンはどこから見ても眺めが抜群。視界を遮らないオープンなカウンタースタイルですが、生活感や雑多感はありません。むしろ、心地よい雰囲気と佇まいをしているから、思わずうっとり眺めてしまします。ここからはそんなキッチンから3つのとっておきポイントをお伺いしつつ、素敵な眺めを生み出す工夫やこだわりに迫ります。

キーワード1 可愛いと好評のカップボード

sumichi.fさん

「このカップボードは、『可愛い』と好評の声をいただくことの多いお気に入りです。時間や天気によって、淡いベージュにもグレージュにも見えるアクセントクロスと白いカップボードの組み合わせも大好き。カップボードと同じ長さの飾り棚を設置して、季節の花やグリーン、お気に入りの北欧雑貨、作家さんの器などを飾り、定期的に変化させてコーディネートを楽しんでいます。

写真2枚目の冷蔵庫横にあるのがとっておきの隙間収納です。わずかな隙間を充実パントリーにできる優秀なアイテムで、食品や調味料、飲み物のストックなど、たくさんのものをここに収めています。我が家のキッチンの生活感を請け負い、全体のインテリア性を高める手助けをしてくれている縁の下の力持ちです。」

キーワード2 収納力を最優先したシンク下

sumichi.fさん

「カップボードは腰高、上には吊戸棚のような収納もないため、足りない分はシンク下を収納にあてることで補いました。食洗器はありません!そのスペースも収納優先で考えました。パントリーもないけれど、十分な収納力を確保できました。」

キーワード3 あえてデザインを変えた3つのペンダントライト

sumichi.fさん

「カウンターの上にはダクトレールを付けてもらい、ペンダントライトをあしらいました。ミルクガラスもアンティークガラスも好きなので、シェードはそれぞれ違うものにして3灯つけています。あえて形が違うものにしてます。リビングからキッチンを見たときも、ペンダントライトの可愛さに癒されます。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

sumichi.fさん

「私は、建売のお家をリフォームやDIYで好きを増やしながら快適に暮らせるようにしています。ガステーブルまわりのパネルにはタイルを貼り、換気扇まわりもステンカラーだったところをマステDIYで白くしました。スペースは限られていますが、手を加えることで私にとってベストな形になりました。素敵なお家、キッチンにはほど遠いけれど快適です。少し腰かけるのにちょうどいい、コンパクトに折りたためる白いチェアも気に入っています。」

まとめ: 心を満たす引き算

sumichi.fさんのキッチンには好きが詰まっていましたね♪でも、インテリアづくりの心は『引き算』だと教えてくれました。それは減らしていくというよりも、研ぎ澄ましていく引き算だから結果、心まで満たします。そして、厳選するほどそこに込められた思いの濃度も上がるから、きっと愛着も増す一方。

また、ひとつひとつ表情の違うペンダントライトのように、厳選したからこそどれもはずせなかった好みを全部楽しむアイデアもありました。これがまたオシャレです。シンプルだけど個性があって、統一感の中に小気味よく変化を付けるsumichi.fさんならではの絶妙なテクニックとセンスをぜひ、自分にしかつくれないキッチンを目指す参考にしてみてください。


sumichi.fさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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