「狭さや生活感を解決する、スッキリ×モダンな家事効率抜群キッチン」 by Kさん

「狭さや生活感を解決する、スッキリ×モダンな家事効率抜群キッチン」 by Kさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回はモノトーン基調にナチュラルを絡ませる、穏やかなモダンスタイルで暮らしづくりをされているKさん宅のキッチンをご紹介していきます。使い勝手を大切にしつつ、見た目もきちんと楽しむ工夫をチェックしていきましょう。

共働き夫婦と3歳の息子の3人家族です。最近、在宅勤務が増えたことで、少しずつインテリアにこだわりが出てきました。 我が家は立地重視で建てた狭小ローコスト住宅なので制約も多いのですが、少しでも居心地の良い空間をつくりたくて日々試行錯誤しています。

家事効率を大切にした、シンプル&ナチュラル

Kさん宅のキッチンは、インテリアに溶け込むホワイトベースの爽やかな佇まいが特徴的です。家電や雑貨の色味の統一感で、キッチンらしさはありつつも、全体のコーディネートのバランスを邪魔する生活感を漂わせないのが素敵。どんな意識を持つと、このように心地良いまとまりがあるキッチンにできるのでしょうか。まずは、Kさんの工夫やこだわったポイントからお伺いしていきます。

Kさん

「普段、家事に割ける時間が限られているので、とにかく機能面・効率面を優先に考えているんです。スペースの関係でいじる余地はあまりないのですが、収納や家電はできるだけ動線を意識して配置するようこだわっています。デザイン面では狭さを感じにくいよう、吊り戸棚をなくしました。照明も視界を遮らない天井埋め込み型のみに。あまり明確なテーマはないのですが、シンプルな白&木目調をベースに、家電等の大物をモノトーンでそろえるようにしています。」

空間使いが巧みなレイアウト

間取り図を拝見すると、Kさん宅のキッチンは対面スタイルで、空間全体を見通せる場所にあることが分かります。また、キッチンのすぐ前に付けるカタチでソファダイニングを設けているのも特徴的ですね。こうすることで、ダイニングにリラックス感を演出しながらコンパクトにまとめることに成功されています。キッチンとの動線が近い点も、食事前後の作業効率を上げてくれそう。

家族団らんやゲストのおもてなしの場と、キッチンが近いということは、メリットの反面『丸見え』問題も内包しているはず……。そこでここからは、見えても問題ないスッキリと整った眺めをつくりながら、家事効率に配慮するKさん流のキッチンづくりの秘訣に詳しく迫ります。キッチンに割けるスペースが少なく家づくりに苦戦中という方にも、おすすめのアイデアがたくさん登場しますよ♪

キーワード1 機能性と見た目を両立できる、DIYディスプレイ棚

Kさん

「使用頻度の高いものたちを、可愛く機能的に並べておきたくて、カフェコーナーになるディスプレイ棚をDIYしました。機能性と見た目、両方叶えてくれます。ここは、挑戦して良かったなと思うキッチンのポイントです。」

キーワード2 スッキリ感を生む、奥行きを一段深くした冷蔵庫スペース

Kさん

「狭い中での家事動線を意識して、前面がカップボードとそろうように冷蔵庫スペースの奥行きを一段深くしているんです。間取りにはめ込むのに、少々苦労がありました。でも、結果的に見た目のスッキリを実現できたので、こだわって正解だったと思っています。」

キーワード3 プチストレスから学んだ、作業台のベストな高さ

Kさん

「日本のキッチンは高さ800~850mmが一般的だと思うのですが、以前住んでいた賃貸で腰が痛くなるのがプチストレスでした。そこで夫婦で相談し、我が家では900mmの高さを採用しています。細かいところなので正直、見た目からはわからないと思うのですが(笑)」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

Kさん

「生活感の出やすいキッチンは、見せるもの・隠すもののメリハリが大事だと思っています。個人的には、まずお気に入りのアイテムの定位置を決めて飾っておくと、気分が上がって片付けのモチベーションになる気がします。」

まとめ: ギャップを埋める工夫が醍醐味

暮らしにまつわるあらゆる空間を、限られたスペースの中にレイアウトしていく家づくり。理想と現実のギャップを感じる場面は多々あるものではないでしょうか?でも、そこで諦めずに与えられた条件をどうすれば理想に近づけられるかを考えるのが、家づくりの醍醐味でもあるはず。Kさんのキッチンづくりの工夫は、そのことに改めて気が付かせてくれます。

だから、その素敵なキッチンには、DIYに冷蔵庫やカップボードといった大きな要素の圧迫感を抑えるアイデア、色味の統一、これまでの暮らしから学ぶ快適な作業環境……細部まで数多くの快適への配慮が散りばめられていました。使い勝手と好きを眺めるディスプレイの両立まで叶えているから抜け目がありません。これからキッチンづくりをする『今まさに間取りづくりに試行錯誤中!』という方は特に、今回教えていただいたアイデアやアドバイスからは数多くのヒントを得られると思います。ぜひ、参考にしてみてください。


Kさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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