暮らしに本がある風景
ほとんどすべての家には下駄箱があります。
もしかすると、家には最初からクローゼットもあるかもしれない。
しかし、本棚はどうでしょう?
本が好きな僕には想像できなかったけれど、どうやら世界には本棚がない家があるみたいです。
玄関にブーツが溢れているときに、もうこれ以上靴が買えないように、本棚がない家に、本を買うという習慣がないのは当たり前です。
本というものは、読む時間よりも読まれるのを待つ時間のほうが長いから、壁紙よりも強く、インテリアよりも静かに、空間を彩ってくれます。本のある風景は、とてもいいものです。
生活の中に本の置き場所を提案しようというのが、ハミングバード・ブックシェルフの目的です。