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エプロンやシャツの縫い手さんは、先日2年前に亡くなった友人が私の店に連れて来てくれたお嬢さん。りかちゃん人形みたいなお嬢さん。３人娘のシングルマザーで1人でなんでもやり遂げる元蓮根農家。今はたまたま私の実家の近くに住んでいたためびっくり。私のかわりに母の茶飲み友達になりますと言ってくれた。友人が亡くなっていたことを知りその数日は思いのほかというか、意外なほどに悔いた。多分 人生2度目の後悔。そんなに親しくはなかったようで、でも私の全てのSNS を彼女はフォローしていて、それらは私を見るだけのアカウントのようで...想い出せば、私は彼女に気を使うこともなく、それでいて手作りの料理やスウィーツを差し入れしてくれたり食事に招いてくれたりと与えてくれていた。普段 よく話す友人たちとは真逆...私は数人に数年ぶりに連絡した。色々 今やっていることでコラボレーションすることが自ずと決まると具体的に物事はすすみはじめた。その夜から彼女が会釈してにっこり手をふって去っていく妄想を何度もみた。私も満面笑みで眠る自分に気づく。気のせいだと思っていたけれど、確実に来てくれたんだっておもう。
