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hiron
『バリアフリーな暮らしの工夫』90歳のおばあちゃん(認知症,要介護1)と暮らすために去年建てた家です。どなたかのお役に立てれば幸いです。入居後しばらくして、歩行器で傷ついてしまったトイレの壁紙。歩行器が当たる部分にレンガ調のリメイクシートを貼っています。③引き戸と吊り戸引き戸にすればバリアフリーで安心!と思っていたら大間違い!という話です。開き戸と比べたらメリットしかないと思ったのですが、デメリットもありました。画像は廊下から撮ったもので、左のグレーの床がレールのある引き戸のトイレ、奥に続いているフローリングが吊り戸のおばあちゃんの部屋です。我が家の1Fにあるドアは全て引き戸。おばあちゃんの事と、広さ確保の点で採用しました。1Fは玄関・廊下・リビング・おばあちゃんの部屋が全て同じ床材です。工務店さんのアドバイスにより、同じ床材は見切りやレールが付かない方がかっこいいので吊り戸に。トイレ・洗面所・キッチン背面はレールの引き戸。レールといっても段差はほぼ無いに等しい3ミリ程度。しかしこの3ミリに頭を悩ませることになりました。足があまり上がらないおばあちゃん。歩行器を押して歩くのですが、最近は左足を擦って歩くので、この僅かな段差に引っかかるんです(*_*)最近は調子が悪く、左足がほぼ擦ったまま歩いています。歩行器はスイスイ通れても、おばあちゃんの足は引っ掛かります。バリアフリーの我が家。3ミリは段差と認識していないので、驚きました。全て吊り戸にすればよかったですね。そしておばあちゃんの部屋とトイレはデュアルソフトクローザーという物をドアに付けています。軽い力でも最後が静かに引き込まれて開き切ったり、軽い力で最後に静かに閉まったり。という物です。が、ここにも落とし穴が( ´Д`)良かれと思って付けたデュアルソフトクローザーが、かえっておばあちゃんには負担になっています。それは最後が自動的にゆっくり閉まる分、開ける時すんなり開かなくて、少し力がいるんです。同じように閉める時も、最初の5cmくらい動かすのに力がいります。更に1Fは天井が270cmで、ドアは掃き出し窓に合わせて220cmを採用しているので、高くした分だけドアが重いです…ドアはお気に入りのLIXILのヴィンティアというシリーズで、重厚感・高級感があっていいんですが、重いです…歩行器越しに腕を伸ばして力を入れてドアを開ける。これはおばあちゃんにとってかなりの重労働なのでした(´・_・`)

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