手ぬぐいを飾る。どこに、どんなデザインを飾ろうか。階段の踊り場にある大きな壁面に、タペ棒を使って手ぬぐいを飾ってみました。小さな裸電球の下、その場所にすっと収まった手ぬぐいは、まるで最初からそこにあったかのような自然さ。選んだのは、鮮やかなグリーンの中にてんとう虫がちょこんと描かれた、可愛らしいデザイン。狭い踊り場に飾ると、まるで観葉植物を置いたかのような感覚に。真っ白な壁とオーク色の無垢材に、グリーンが映えて、空間がぱっと明るくなりました。てんとう虫は幸運のシンボルとも言われているそう。「良いことがありますように」と、ささやかな願いを込めて。今回モニターさせていただいたのは、創業410年を誇る京都の老舗〈永楽屋〉さんの手ぬぐい。伝統的なものから、POPで遊び心あるデザインまでバリエーションが豊富で、本当にどれにしようか迷いました。今回は「インテリアに合うもの」をテーマに選びましたが、季節ごとに飾り替えて楽しむのも素敵だなと思いました。節句やクリスマスなど、暮らしに合わせて彩りを添えてくれる、そんな存在になりそうです。