私にとってリビングテーブルはディスプレイを楽しむ場です。そのためテーブル自体の実用性は不問で、アイテムを置いた時にいかに美しく引き立ててくれるかがポイントだと考えています。例えるなら絵画を引き立てる額縁の様なものでしょうか。我が家の鉄板ディスプレイは花瓶と数冊のコーヒーテーブルブックです。特にコーヒーテーブルブックは工夫のしがいがあって、少なければスッキリ日本風、多くなると海外風になります。このあたりのバランスはその時々のアクセントカラーとのバランスで決めています。和風や北欧風等、ミニマリズムの強いスタイルであれば、リビングテーブルがスッキリしていてもそこまで違和感はありません。反対に、ソファや照明がガッツリ海外風なのに、リビングテーブルに何も飾っていないインテリアを見ると奇異に感じます。額縁だけが壁に掛けてあるのを眺めている気分です。おそらくダイニングテーブルとリビングテーブルの役割の違いが差別化出来ていないか、あるいは部屋のスペースの関係で上記2つを兼用しているかのどちらかだと邪推します。後者はある程度仕方無いとしても、見ていて非常にモヤモヤするポイントの一つです。