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anonymous1974
お雛飾りNO.4でありこれがメインになります。鉢の木の一幅を目一杯引っ張りたくて、三日まで出番をお待ち頂いたのですが、本年も見目麗しきご尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じます。時代はそれほどでもなく多分明治の京人形ですが、サイズとお顔が気に入っています。裂に傷みがありますが、道具は揃っているのもポイントです。合わせたお軸は天誅組の副将各だった岡山の志士で文人の藤本鉄石の書です。大きな時代雛に仮名や草書のお軸を合わせるというのは某所の雛祭りで観た享保雛の設えを真似たものですが、アートディレクションとして秀逸で、拙宅も渋く大人のお雛飾りになっていれば幸甚です。