コメント1
tysenn_interior
我が家のフローリングはヘリンボーン。サンゲツの「WD914」のいうモデルです。無垢でなく塩ビにした理由は当然「予算」です。リノベーションにおいて、部屋ごとにフローリングを変えることは私の理想ではありませんでした。これは、例えばパリのオスマン建築に代表されるアパルトマン、米国NYはキャスト・アイアンやブラウン・ストーン建築のスタジオのように、全部屋フローリングで統一し、それぞれの部屋の個性は「ラグ」を用いて演出する、というスタイルを実現したいと思ったからです。全部屋同じフローリングにすることで、空間はブツ切りにならず連動性は高まり、何より空間が広く見えます。当初はそれを全て無垢・複合フローリングで実現しようと思い見積もりをしたところ、それだけでリノベーション予算の6割程を占めてしまったので流石に諦めました。ただこの「WD914」はやはり「切れ目」が気になります。当時はその点かなり悩みましたが、当時はこれしか選択肢が無かったのと、フローリング以外の要素を丁寧に選択してあげることで、トータルコーディネートとして見た時に問題は無いだろうと判断し、こちらを採用しました。ただ今では、パネルを平行四辺形にすることで「切れ目」が現れずコストパフォーマンスが優秀な新製品「WD915」や「WD916」、又はイクタ社の「フレンチヘリンボーン」等が発売されてるので、これからリノベーションをされる方はそちらをチェックしてみるのも宜しいかと思います。

この写真を見た人へのおすすめの写真