「気さくに雰囲気を楽しむ。辛口ビンテージな男前BARカウンター」憧れのキッチン vol.64 steampunkerさん

「気さくに雰囲気を楽しむ。辛口ビンテージな男前BARカウンター」憧れのキッチン vol.64 steampunkerさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、スチームパンクやビンテージテイストをミックスした男前なインテリアを楽しまれているsteampunkerさんのキッチンをご紹介します。辛口だけれど、気さくに楽しめる……そんな隠れ家BAR的な空間です。

一人暮らしなので自分が好きなスタイルでの部屋作りを思いっきり楽しんでいます。 周りと一緒じゃつまらないし流行りにも乗りたくないので自分らしさを貫きながら生活感を感じない空間作りを心掛けてます。

落ち着きと気軽さをかなえた、男前なBARカウンター

steampunkerさん宅のキッチンは、ビアBARを思わせる気さくでシックな空間です。ブラックが効いた辛口のビンテージテイストが、とことん男前で『格好良い』という形容がこれ以上なくしっくり当てはまります。まずは、キッチンを作る際にこだわっていることや意識したことをお伺いしてみましょう。

steampunkerさん

「『BAR』って言うと、綺麗に着飾ったイメージが強いかもしれません。僕も最初はそんな先入観をもっていました。でも、気軽に飲んで楽しめて、それでいて落ち着ける……それがBAR本来の姿かなと思うんです。だから、BAR風のキッチンを目指していますが、僕なりの場所になるように、雰囲気づくりには特にこだわっていますね。」

なるほど、カジュアルで気さくな雰囲気のBARスタイルを取り入れることで、自然体で格好良いキッチンにされているんですね。それでは、steampunkerさんが『特にこだわった』と言われている、雰囲気作りについてキーワードをもとに、もう少し詳しくお尋ねしてみましょう。

キーワード1 ビンテージ風の本格的なカウンター

steampunkerさん

「キッチンの主役ともいえるこのカウンターは、ニトリの3段カラーボックスを3個並べて、それを土台としてDIYしたものです。 カラーボックスの外側に壁紙を貼ることで、狙った雰囲気を出しつつ、カラーボックス感も消すことができました。 また、天板にディアウォールを取り付け、お酒やマグカップなど見せて収納できるようにしています。」

キーワード2 飲みに行きたくなる店風の佇まい

steampunkerさん

「実は、キッチンが3畳しかない為、スツールも2脚置くのがやっとなんです。 それでも『飲みにきたい』『おいしいお酒が飲めそう』と言ってもらえることが多いので、僕が意図した雰囲気がきちんと周りにも伝わっているのかな?と嬉しく思いますね。こうした客観的な感想は、さらなる雰囲気の向上にも繋げさせてもらっています。」

キーワード3 『雰囲気づくり』の立役者、エジソン電球

steampunkerさん

「照明にエジソン電球を使うことで、昼と夜どちらも『良い雰囲気』が生み出せたと思います。昼間はスチームパンクなアイテムとしての存在感を光らせ、夜はノスタルジックな温かい灯りで空間を演出してくれています。個人的には、夜の雰囲気の方が好みなのですが……生憎、携帯のカメラでは暗くなりすぎて上手に撮影できないのがちょっと残念なんです(笑)」

よりイメージ通りの雰囲気を生み出すために、DIYやアイテムのチョイスにこだわられているんですね。それにしても雰囲気抜群のカウンターがDIYされたものとは、驚きです!ここからは、steampunkerさん流のBARカウンターを作るコツを教えていただきましたので、早速チェックしていきましょう。キッチンをBARのようにコーディネートしたいという方はもちろんですが、自分らしいテイストのカウンターをDIYで増設したいとお考え中の方にも必見のアイデアばかりです。

本格的なBARカウンターを作る3つのコツ

その1 カラーボックスを活用して、機能性も◎に!

steampunkerさん

「先程も述べましたが、カラーボックスを土台に使用しています。こうすることで、比較的簡単に組み立てられる上、土台を丸々収納スペースとして使えるようにできるのがポイント。 僕は、カラーボックスに自分好みの扉をプラスして、インスタント食品や調味料のストックスペースとして活用してます。」

その2 マグカップは無造作に吊り下げ収納

steampunkerさん

「皆さん自分の好みのデザインのマグカップ等お持ちだと思うんです。隠してしまうのはちょっと勿体無くないですか? うちはセリアのマグカップを使っていますが、こうして吊り下げて見せ収納することで、カジュアルなBARのこなれ感を出しています。無造作で無骨な感じもイメージする雰囲気にぴったりです。 いざ使う時だって、手に取りやすいので助かります。」

その3 雰囲気と使いやすさを実現する、最高のカウンター高を知る

steampunkerさん

「エジソン電球の雰囲気を生かしながらも、使いやすく心地よい場所にするため、作る際はカウンターの高さに配慮しました。 俯瞰で見た時に全体に違和感が出ないようにする工夫、実際に座ったり立ったりした時、眩しさや煩わしさを感じない高さを研究して作っています。これは、主な使い手となる自分自身と、身の周りの人の身長などを考慮する必要がありますので、さじ加減は人それぞれです。」

最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました

steampunkerさん

「我が家はキッチンスペースが3畳しかなく狭い方ではないでしょうか。しかし、アイディア次第で収納スペースはいくらでも作れました。また、ちょっとした飲食スペースも簡単に作れるんです。キッチンを『料理する場所』と限定的に考えず、『便利に楽しく利用出来るスペース』として考えたら面白いキッチンのアイディアがたくさん出てくると思いますので、試してみてください。」

まとめ: BAR風カウンターで、キッチンの狭さを払拭できる

steampunkerさんのキッチンは一見しただけでは、3畳という省スペースには見えません。ビンテージ感たっぷりのBAR風カウンターが、そんなイメージを払拭してしまっているからではないでしょうか?しかも、存在感のあるカウンターでありながら、カラーボックスやディアウォールを活用して作ることで収納の拡張も叶え、省スペースをより有効に活用できているのが素晴らしいです。

steampunkerさんに教えていただいたアイディアやコツは、キッチンの雰囲気作りにも、機能性の向上にも役立つものばかり。キッチンをBARやcafe風に使いこなしたい……、狭くてももっと自分らしくコーディネートを楽しみたい……そんな風にお考え中の方は是非、参考にしてみてください。


steampunkerさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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