オフホワイトの玄関の壁面をバックにした、白っぽい流木のなだらかなラインが動きを生んでいます。抜けるような青い空とエメラルドの海を映した写真たちが流木と奏でるハーモニーは潮騒のようです。毎日家に帰ってくるたびに、青く広がる空と海、そして大切な思い出をよみがえらせてくれそうです。

青×白×茶にグリーンを添えた寝室。流木は4か所。サイドテーブルの上、シェルフ、高窓からつったラダー。「くり返し」が調和のポイントです。黒プリントキャンドル、貝殻、麻袋のポトス、手作りキセロ、ガラス器を散りばめて、西海岸風に彩ります。枕元にはフックで下げたジュエリー&ドリームキャッチャーで素敵な夢を見られそう。

深い海のような鮮やかなブルーの壁に、花と英字のステッカー。リゾートホテルのような洗面脱衣所です。大ぶりの流木を立て、気ままに棚を渡したら階段状に完成。貝殻と植物がアクセント、右上のガラスの青や中央の小箱の白が締め色の、ナチュラルな空間です。音楽を流して、お風呂でリラックスなんて、うらやましいですね！

リビングのグリーンコーナー。消えかけたり、かすれた色でヴィンテージ感を出した「WELCOME」の文字が躍るボードが出迎えてくれます。サボテン缶の中や、観葉植物の幹と対角をなす左右に流木を置いて樹林のよう。サインプレートなど小物がポップな雰囲気作りに役立っています。

リビングにあるワークスペース周辺。天井からフェイクグリーンと流木をハンギングディスプレイしています。古道具やヴィンテージが好きというakiさん。棚上の多肉植物、錆びた鉄扉のグリーンリース、壁の小道具にも緑を配して、立体的に植物を感じられる場にしています。流木をつるす麻ヒモや鉄の鎖が好相性ですね。

海で拾った流木をロープでつないでラダーに。そこにリメ缶のグリーンをワイヤーでつるして、ナチュラル＋アンティークなムードを作ります。陽射しを取りこんでくれるカーテンの光を浴びて、植物もうれしそう。流木、脚立の錆び、カーテンのステンシルとリメ缶のかすれ……とノスタルジックな風合いと調和しています。

おうちの中にデコボコした空間があるとき、あえて変形を活用してハンドメイドの流木オブジェを飾ってみる、プラス思考のアイデアが冴えています。流木は流線形を活かして2本組み合わせ、フェイクグリーンをまとわせます。白壁から木の枝が映えて生えてきたように、ナチュラルでさわやかなイメージになっています。

白い壁と天井、採光のいい明るいリビング。木製などの茶系をベースに、渋さを漂わせるシンプルなお部屋です。パーテーションに立てかけたサインボードは、結婚式の前に拾った流木で作った大切な思い出の品だそう。寄り添うようにかたわらに置いたドライフラワーとともに、やさしさと愛情を感じさせるインテリアですね。

グレージュの寝室にユニットシェルフの白さが洗練を加え、アフリカンな調度は計算されたように配置されています。並べた本やパネルも、白×黒×茶に色を絞ることで抜け感を出してラスティックな味わいです。そっと立てかけられた流木ラダーのナチュラルさがアフリカン&アンティークとなじみます。左下にも流木チェアが！

玄関の窓には、鉄で飾られた中世風の木製扉が付けられています。クリスマス直前に作られた流木リースは、ダイソーのもので作ったそうです。アフリカン&アンティークなお部屋になじみます。「木」という自然素材だから、ナチュラルでお部屋に溶けこみます。オールシーズン楽しめるのもうれしいですね。

紙粘土で作ったバッファロースカルのツノに見立てて流木を差した、ワイルド&ポップなオブジェ。ツノにはネイティブアメリカンを感じさせる白と金の模様をあしらって、迫力のある一品に。頭部や顎を伯母さまとの大切な思い出のジュエリーで飾り、スモーキーな色づけをした松ぼっくりが花のように囲んで甘さを加えています。

モノトーンを基調にしたモダンな寝室です。ピンクとグレーが淡い色合いで落ち着きます。部屋のコーナーに渡された流木のゆるやかな曲線に癒されますね。流木につり下げられたオーナメントや巻きつけられたイルミネーションが、主張しすぎない煌めきをもたらしてくれます。間接照明としても優秀です。