「ダークグレー×ストーン調。デザインも機能もスタイリッシュなキッチン」 by dontacosさん

「ダークグレー×ストーン調。デザインも機能もスタイリッシュなキッチン」 by dontacosさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、質感にこだわりを感じるモダンなインテリアづくりをされている、dontacosさん宅のダークグレーで洗練された、美しいキッチンをご紹介していきます。デザインと機能、両方の美をスマートに兼ね備えるキッチンづくりのメソッドに注目していきましょう。

静岡県で、夫婦とこども3人の5人家族で暮らしている、30代です。2020年の2月末から住みはじめたマイホームは、建築系の仕事をしていることから、自分でプランニングから仕様まで決めながら造り上げることができました。こだわりいっぱいの住まいです。

こだわりは、デザイン性と収納力

dontacosさん宅のキッチンは、まるでショールームのように洗練されています。ダークグレーでも圧迫感を感じさせないノイズレスな佇まい、ダイニングまでを含めたゆったりと伸びやかなレイアウトが特徴的です。まずは、どのようなことに気を配り、こだわりながら、キッチンづくりをされたのかをお伺いしていきたいと思います。

dontacosさん

「セラミックトップのキッチンにコーナー収納、床は60センチ角のタイルを合わせました。グレーで統一したデザイン性と、鍋類まで一か所にまとめられる収納力がこだわりです。セラミック天板やタイル床は、水汚れに対しても強く、機能面もバッチリ。子どもがまだ小さいので、食べこぼしの掃除も楽ちんです。」

スマートに凛と、豊かな機能をまとめた空間

ペニンシュラのキッチンも非常にスタイリッシュで魅力的ですが、それを支え囲う、床と背面収納にこだわりがギュッと詰まっているんですね。特に、冷蔵庫を挟んで左右に並ぶ、カップボードとキッチンクローゼットの収納力は秀逸です。頼もしい存在でありつつも、ノイズレスなディティールと周囲と調和のとれた色味で、スッとインテリアに溶け込む物静かな佇まいが、キッチンのカッコよさを一層際立たせているよう。また、ダイニングまでの床をタイル仕様にすることで、汚れや食べこぼしに対するストレスを、インテリア性を高めながら軽減しています。

ここからは、dontacosさんにキッチンの魅力をさらに詳しくピックアップしていただきます。キッチンインテリアにとことんこだわりたいという方や、収納力をどう確保するべきか悩んでいる方は、特に必見です。

キーワード1 じっくり計算して仕上げた、グレーコーディネート

dontacosさん

「LIXILのキッチンに合わせ、床のタイルやカップボード背面のクロスの色味などのバランスを考えながら、グレーを基調にカラーコーディネートをしていきました。それぞれサンプルを取り寄せ、実際のキッチンの色味に当てて確認しながら組み上げたので、今となっては自分の中でこのパターン以外の配色を考えることができないほどです。」

キーワード2 シームレスにダイニングとつなぐ、素材のリンク

dontacosさん

「ダイニングテーブルは、キッチンのセラミックトップと同じ素材、同じ柄にしています。これにより、キッチンを単独の空間ではなく、ダイニングまでシームレスにつながる大きな空間としてと捉えることができます。また、床のタイルやダイニングのペンダントライトでも、素材感のリンクにこだわっているんです。ゴミ箱もカップボードに合うものを探し、採寸してから購入したので、違和感なく空間に溶け込んでくれています。」

キーワード3 パントリーのように頼もしい、大容量の背面収納

dontacosさん

「コーナー収納は、パントリーとして使える頼もしい存在です。無水調理器具や鍋、フライパンに圧力鍋、土鍋、ホットクックなど、時短調理器具が並ぶトール収納が特にお気に入り。背面に置いているカップボードのカウンター上には、キッチンに合わせて新調した、大好きなコーヒーがいつでも飲めるデロンギのコーヒーメーカーや、バルミューダのトースターをレイアウトしています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

dontacosさん

「キッチンを長くきれいに使うには、デザイン性はもちろんですが、自分たちのライフスタイルにあった収納力を確保するのが大事だと思います。常にキッチン周りが片付きますし、そうすると掃除もしやすく、よりキレイに使うことができるんじゃないでしょうか。あとは、長く使うものであり、インテリアの中でも目立つ存在です。迷っているくらいでしたら、高価でも気に入ったもので施工することをおすすめします。」

まとめ: 長い付き合いだからこそ、使いやすさと美しさにこだわりたい

dontacosさん宅のキッチンは、家事のしやすさ、収納力、デザイン性、インテリアとしての確固たる存在感……オープンなキッチンに追い求めたいあらゆる要素が充実していました。それは、あるものひとつひとつ、色味から素材、サイズや使い方までじっくり丁寧に厳選されているから。そうするためには、時間もコストも要するはずです。でも、長く、しかも毎日使う場所とものならば、その先行投資は決して無駄にならないのだと、お話を伺いながら実感しました。

まずは、何をベースやメインにするかを決めてみることからはじめるのが良いかもしれません。dontacosさんの場合は、LIXILのセラミックトップキッチン、リシェルSIでした。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、ひとつのお気に入りからイメージを膨らませ、空間全体をとっておきに仕上げてみてください。


dontacosさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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