本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は都内でひとり暮らし×テレワークをされているr..さんに、くつろげる住まいとしても、仕事がはかどる職場としても有意義なお部屋づくりのコツを教えていただきました。インテリアだけでなく、レイアウトや収納のテクニックも要チェックです。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 東京都大田区
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 24m2
- 家賃: 75,000円
- この家に住む人: 私
- ご職業: IT企業
- 趣味: 映画のインテリアを見ること
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「3方向から陽の光が入ることと、充分な収納スペースがあることですね。特に在宅勤務が中心になったこともあり、3方向窓は本当に良かったと実感しています。」
お部屋のこだわりを教えてください
「ワンルーム・ひとり暮らし・在宅勤務という環境を、いかに快適なものにするかがレイアウトや配色、家具選びの軸です。もの、特に本が大量なので、デスク下や本棚、ベッド下の収納を存分に使いつつ、圧迫感なく仕事はかどる空間を意識しています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ソファです。テレワークを中心にした生活を考えたら、1人掛けソファに行き着きました。冷蔵庫用の台車に載せることでデスクとの高さの問題を解決。キャスターのおかげで、洗濯物を干しにベランダに出るのも楽々です。仕事、食事、くつろぎ、全てをここでこなしています。」
暮らしも仕事も癒しも、まとめて快適な環境づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①生活の中心をインテリアの中心にする
「デスクを真ん中に置くレイアウトにしています。週の大半を過ごす仕事場なので、主役として真ん中に。ふと目を上げれば、窓からの眺めが広がります。また、180幅のベッドに並ぶ大きなダイニングテーブルは、デュアルディスプレイでも広々快適です。机の下にはカラーボックスを入れて、たくさんの本を収納しています。」
②手を伸ばせば必要に出会える、自然な動線
「動線を何より大事に考えています。しまっても出てきたがるものは、きっとそこが居場所。外出時の貴重品、パジャマ、遅刻しそうになりながら見る時計……使いやすさを意識すれば、何をどこに置くべきかは自然と見えてくるように思っています。」
③快適動線の基地となる、小物置き場
「こちらは、動線の中心をなす小物置き場です。外出時のマスクや時計やアクセサリー、スマートフォンは、帰宅、就寝、仕事、どんなタイミングでもすぐに手が届くところに待機させています。淡い色調のインテリアを、黒のつっぱり棒が引き締めているのもポイントです。」
④マスキングテープでおめかしして、本もスッキリ
「本をたくさん持っています。ワンルームでは、数があるほどに存在感を主張し、うるさくなることもある本の背表紙問題をベージュのマスキングテープで解消。使っているマスキングテープは透過性があるので、背表紙の内容を完全に隠さずに、主張を抑え色調の統一をはかれるところが良いです。」
⑤オン・オフともにリラックスさせてくれる照明たち
「照明は複数箇所に置きました。仕事も含め1日の大半を過ごす部屋だからと、飽きないように基本はシンプルなデザインにこだわって選んでいます。ただ、照明だけは『遊んでいい』ことにしているんです。計3つの照明は、IKEAのもの。比較的大きめです。オフィスでもあるけれど、住居でもある空間に合ったくつろぎを与えてくれます。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
価格・デザイン・耐久性、すべて私の理想のゴミ箱に出会えました。ゴミ袋が隠れること、でもフタを開ける手間がないこと。そして、上にものが置けます。さらに、25Lとたっぷりの容量で、無駄な装飾がないのも魅力です。持ち手の出っ張りやフタの絶妙なハマり具合など、細かなところまで丁寧につくられているところには、つくり手の愛情を感じました。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「小物、ラグやテーブル、ベッド、棚など、IKEAやニトリで大きな家具の配置や選択がやっと落ち着いてきたので、次はちょっと変わったデザイン性のある小物をデコレーションしてみたいです。」
お話をお伺いして
ひとり暮らしの部屋に、ある日突然『職場』という役割が加わってしまった方も多いのではないでしょうか?オンとオフの切り替え、仕事をする上での快適とプライベートに戻ったときの快適さの両立……なかなか難しいですよね。r..さんは、大胆にワンルームインテリアの真ん中に大きなデスクをレイアウトすることで、上手くその難題をクリアしています。広いデスクとゆったりした1人掛けソファは、仕事をするときもちょっと贅沢な気分を味わわせてくれそう。また、その中心から心地よく動線や癖にあった場所にものをレイアウトしていく、収納や家具選びのセンスも抜群です。インテリアとしてのデザイン性も高く、機能も優秀な小物置き場や、マスキングテープを使った本の整頓術は、さっそく真似してみたくなります。
r..さんのお部屋は、あらゆる時間に心地良い充実感を与えてくれる環境です。オンもオフも自分らしく自由につくれる今を楽しむr..さんのアイデアやアドバイス、ぜひ参考にしてみてください。
r..さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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