「迷子を少なく、みんなが快適でいられる手軽に続けられる収納」 by ishicoroさん

「迷子を少なく、みんなが快適でいられる手軽に続けられる収納」 by ishicoroさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、北欧スタイルの優しさとぬくもりでそっと包み込むような、心地良いインテリア作りをされているishicoroさんに収納のコツをお伺いしていきます。分かりやすく手軽だから、スッキリが続くメソッドをチェックしていきましょう。

今回教えてくれたユーザーさん♪

昨年アパートから戸建住宅に引越しました。それを機に、使いやすく片付けやすい収納に見直し、家族みんながどこに何があるか把握できる家を目指しています。

アクション数は少なめに、分かりやすさを優先する

ふたりの元気なお子さんをもつishicoroさんのお宅は、北欧スタイルをベースにしたほっこり伸びやかな空間です。そんな雰囲気に収納も自然と溶け込んでいますね。気になるのは、その中身。家族が多いほど、よく使うものが違う場所に移動していたり、出しっぱなしだったりが出てくるものですよね……。どのようにすると、いつもいい状態に落ち着くのでしょうか?まずは、その答えとなるishicoroさん流の工夫とこだわりを教えていただきました。

ishicoroさん

「使いたいものがひと目で分かること、取り出すアクションを少なくできることを大切に考えました。基本はざっくり収納ですが、迷子になりやすい小さなアイテムはラベリングして置き場を決めるようにしています。オシャレな英字のラベリングに憧れますが、家族みんなの分かりやすさを優先して、日本語で統一しています。」

なるほど、分かりやすさと迷子予防が決め手なんですね。確かに、すべてを細かく分類すると、家族がそのルールに追いつけないことがあります。すると、『あれはどこ?』が起こりがち。結局、『だからちゃんと片付けてって言ったじゃない』と、日々堂々巡りになります。ishicoroさんのように、迷子になりやすいアイテムにある程度限定されていると、ルールを決める側も守る側もなんだか気楽に続けられそうです。

ここからは、アクション数も軽く気分も軽いishicoroさんの、分かりやすく迷子を予防する収納メソッドを3つピックアップしていただきました。見た目も気分よくスッキリさせるアイデアばかりなので、扉や引出しの中がカオス状態という方もぜひ、お見逃しなく♪

程よくざっくりな、分かりやすい収納を作るコツ3つ

その1 定位置作りで、細かいアイテムの迷子を予防する

ishicoroさん

「迷子になりやすく、ばらけがちな細かいアイテムは分類して居場所を作ってしまいます。例えば子供の絵を飾ったり、工作に使ったりと大活躍のマスキングテープは、取り出しやすいように専用の引き出しに入れています。ざっくりですが、ジャンル分けをしているので、使いたい柄を選びやすいのもポイント。他にも、電池やクリップ、切手など、リビングでよく使う細かいアイテムたちがここにはまとまっています。

細かくてよく使うアイテムというところでは我が家の場合、他にも祖母に写真を渡す時に使うジップバックやクラフトバッグがあります。こちらは、パッケージから出してドキュメントファイルに入れています。選びやすいしかさばらなくていいですよ。」

その2 子供にも分かりやすい、おもちゃの指定席を作る

ishicoroさん

「片付ける場所を明確にしておくと、子供にもルールが浸透しやすいです。そこで、散らかりやすいおもちゃにも指定席を作っています。こちらのラベリングにはイラストも付けました。散らかすのは仕方ないとして(笑)、『片付けようね』と声をかけると元に戻してくれるようになりました。」

その3 よく使うものは、可動性とわかりやすさを大切にする

ishicoroさん

「私も子供も、工作やお絵かきが大好きです。よく使う色鉛筆やハサミは、全部このワゴンに入れています(普段はワゴンごと、リビング収納に入っています)。ダイソーの自由自在積み重ねボックスで分けているのでスッキリ。色鉛筆も、もとのケースから入れ替えています。向きがバラバラでもあんまり気にしていません(笑)。他の文房具は、ラベルを付けたクリップで仕分けています。取り出しにくいワゴンの下の段は、ティッシュなどのストック置き場です。」

オススメの収納アイテム

ITEMダイソーの自由自在積み重ねボックス
PRICE100円(税抜)

リビング収納ではワゴンの中で、キッチン周りでは調味料の分類にと、家中で重宝するアイテムです。サイズの種類が多いのも使いやすいです。ある程度、硬さもあって、壊れにくそうなのもポイント高め。マスク収納には、こちらの蓋付きがピッタリです。

最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

ishicoroさん

「使う頻度が高いものは、すぐ取り出せるところに置くのが良いと思います。扉開けて引き出し開けて……とならないように、取り出すまでの行程を減らす工夫をするのもおすすめです。」

気持ち良く片づけられる環境へ

使ったものをいちいち片付けるのは、それが好きな場合を除いては、大人も子供もなかなか億劫に感じるのではないでしょうか。楽しい時間や頑張った後の始末……疲れて手を抜きたくなるのも仕方のないことです。だからこそ、もとに戻すことの意義が分かりやすかったり、片付ける気持ち良さを実感できたりする仕組みが大切です。

ishicoroさんの収納は、まさにそんな意義と気持ち良さを実感できるスタイルでした。『ここにあるから使いやすい、欲しいときすぐ見つかる』『ここに戻すとなんだか可愛い、気分が上がる♪』素敵な仕掛けと工夫がいっぱいでしたね。だからでしょうか、自然と引き出しや扉の中も整っていました。整理整頓や片付けに苦手意識がある方ほど、こうして楽しんだり、気を楽にできたりする方向に意識を向けて収納を見直してみると、暮らしがパッと明るく変わるかもしれません。ぜひ、ishicoroさんのアイデアやアドバイスを参考にしてみてください。


ishicoroさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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